イオングループの都市型コンパクトSC「そよら新金岡」オープン、2号店に

2021年6月17日 16:56

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イオンリテールのそよら新金岡店(イオンリテール発表資料より)

イオンリテールのそよら新金岡店(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールが運営する都市型ショッピングセンター(SC)の「そよら新金岡」が17日、堺市北区新金岡町のイオン新金岡店跡にオープンした。3大都市圏の小商圏に照準を合わせたコンパクト型店舗で、大阪市福島区海老江の「そよら海老江」に次ぐ全国2例目。

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 そよら新金岡は鉄骨2階建て延べ約6,200平方メートル。このうち、売り場面積は直営約2,500平方メートル、専門店約1,900平方メートルの合計約4,400平方メートル。核店舗のイオンスタイル新金岡と13の専門店が出店した。駐車場は約100台分が用意されている。

 「朝日製パン」の食パン、日本酒「千利休」など地元の逸品を取りそろえたほか、イオンネットスーパーを展開、駐車場やロッカー、店内カウンターで商品を受け取れるピックアップサービスを始めた。処方せんの写真をスマートフォンで送り、調剤予約ができるサービスもスタートさせている。

 主な出店店舗は100円ショップの「ダイソー」、ハンバーガーの「マクドナルド」、カフェの「スターバックスコーヒー」、イオン銀行、メガネの「アイガン」、英会話の「セイハ英語学院」など。残り6つの空きスペースは、ヘアカラー専門店の「ビューティーカラープラス」など4店が8月、定食の「プレートダイニング・テラオ」が12月、保育園が2022年春に入居する予定で、全店の入居後は専門店数が19となる。

 そよらはイオンリテールが2020年から展開を始めた都市型ショッピングセンター。主に10キロ圏内の小商圏をターゲットに、老朽化した既存店舗を建て替えるなどして展開する。1号店のそよら海老江は2020年3月にオープンした。2022年春には名古屋市北区織部町で出店が計画されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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