イオンモール、中国3カ所に進出決定 湖南省には初出店

2021年5月14日 16:15

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イオンモール長沙茶塘の開業イメージ(イオンモール発表資料より)

イオンモール長沙茶塘の開業イメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]

 イオンモールは14日、湖南省など中国3カ所に進出することを明らかにした。2023~2024年にオープンする予定で、湖南省には初出店。イオンモールは現在、中国国内で21モールを営業しており、2025年に29まで拡大する方針。米中対立やウイグル問題などで不安定要素が増す中、中国依存度をさらに高める形になりそうだ。

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 イオンモールが進出するのは、湖南省長沙市、湖北省武漢市、浙江省杭州市。長沙市では長沙県星沙街道の長沙経済技術開発区の近くに「イオンモール長沙茶塘(仮称)」を整備する。敷地面積約11万5,000平方メートルで、大規模駐車場を備えたエリア最大級の商業施設とする。開店は2024年の予定。

 武漢市で整備するのは、「イオンモール武漢江夏(仮称)」。江夏区の敷地面積約10万6,000平方メートルに4,000台を超す大型駐車場を設けて、2023年にオープンする予定。武漢市では既に3モールが営業しているが、いずれも長江西側に位置し、長江東側の武昌エリアへの進出は今回が初めてになる。

 杭州市では、半導体やICチップなどのスマート製造業が盛んな市東側の銭塘区義蓬街道に、「イオンモール杭州銭塘新区(仮称)」を建設する。敷地面積は約8万9,000平方メートル。開店予定は2024年となっている。

 イオンモールは2008年の中期計画以降、日本国内での店舗展開にブレーキをかけ、経済成長が目覚ましいアジア地区への出店に力を入れてきた。その中核となっているのが中国で、中国国内を「北京市・天津市・河北省・山東省」、「江蘇省・浙江省」、「湖北省」、「広東省」の4地域に分けて出店を加速させてきた。

 今後は成長性が高いと判断した湖北省、湖南省など内陸部への出店を加速して2025年に29モール体制とする方針だ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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