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イオンモール、福島県伊達市に「イオンモール北福島」出店決定
イオンモール北福島の開業イメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]
イオンモールは福島県伊達市堂ノ内地区に商業施設「イオンモール北福島(仮称)」の出店を正式決定した。近く伊達市、地権者と協定を結び、早ければ今夏にも土地造成に着手する。オープンは2024年以降となる見込みだが、福島県の中通り地区と浜通り地区の連携を促し、東日本大震災からの復興の一助としたい考えだ。
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予定地は震災復興プロジェクトとして整備されている、自動車専用道路の相馬福島道路・伊達桑折インターチェンジと国道4号線の交差部に位置する、約15万9,000平方メートル。中通り地区と浜通り地区の双方にアクセス環境がすぐれた場所で、伊達市がイオンモールの誘致を目指して予定地造成の地区計画を決め、地権者らが土地造成を進めるための土地区画整理組合を設立している。
施設の概要や出店テナントなどはまだ決まっていないが、交通アクセスが良好な立地条件を生かした多機能型の商業施設を出店し、福島県北部の経済活性化と復興に貢献する方向で検討が進んでいる。
福島県が掲げる2040年に再生可能エネルギー100%の目標を共有するため、最新技術の導入で二酸化炭素の排出を抑制するとともに、地域の再生可能エネルギーを店内の照明や空調などに積極的に活用する方針。持続可能なエネルギー社会の構築に向けても、福島県や伊達市と共同歩調を取る。
伊達市は福島市の北隣の中通り地区に位置し、東北中央自動車道や相馬福島道路を通じて浜通り地区の相馬市などへ向かうのに便利な場所にある。伊達市は地区計画とは別にイオンモール北福島の誘致に向け、商業まちづくり基本構想の策定作業を進めており、イオンモール北福島を地域振興と復興の拠点と位置付けている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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