ローソン、「まちかど厨房」の一部弁当容器を紙製に変更 26日から

2021年1月23日 09:23

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紙容器に切り替える弁当(ローソン発表資料より)

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 ローソンは26日から店内調理の商品を提供する「まちかど厨房」の一部弁当容器を、プラスチック製から紙製に変更する。海洋プラスチック汚染を防止するため、プラスチック容器削減を加速させることが狙いで、年間約250トンの削減になるという。26日は関東・甲信越地方の店舗で開始し、5月ごろまでかけて全国に拡大する。

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 今回、容器を変更するのは、海鮮かき揚げ丼、三元豚の厚切りロースカツ丼、直火であぶった焼豚丼など、ご飯の上におかずを持った丼タイプの弁当約10品目。従来はプラスチック製容器で提供していたが、容器本体を紙製、ふただけをプラスチック製に切り替える。

 まちかど厨房は、2011年から店内調理の弁当、サンドイッチ、おにぎりなどを販売する店舗として展開を始めた。現在は全国約6,300店が営業中で、厨房を持つ小売店としては国内最大規模になる。このため、容器変更を全店で展開することによって、プラスチック削減に弾みをつけたい考え。

 ローソンはこれ以外にも店内入れたてコーヒーの「マチカフェ」アイスコーヒーや弁当、麺類の一部商品でプラスチック製容器から紙製容器への転換を進めている。こうした取り組みを進めることで、2030年度の容器包装プラスチック使用量を2017年度比で30%削減する方針。

 プラスチックごみの増加により、世界では年間約800万トンのプラスチックが海に流れ込むとされ、深刻な海洋汚染を引き起こしている。このまま排出が続けば、2050年にはプラスチックの重量が海に生息するすべての魚の重量を上回るともいわれている。

 このため、ローソン以外の国内コンビニエンスストア大手も、2050年までに自社製品の容器で環境配慮型素材を100%使用する目標を掲げ、プラスチックを紙やバイオマス素材に切り替えている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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