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ホンダ、「Honda e」をホームページで先行公開 8月に正式発表へ
Honda e(画像:本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]
ホンダは7月31日、ホームページにて電気自動車「Honda e」を先行公開した。正式な発表は8月中の予定としており、今後大きな注目を集めそうだ。
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2017年の独フランクフルトモーターショーにおいて、「アーバンEVコンセプト」という名前で初公開となったHonda e。愛嬌あふれるスタイルとEVとしての最先端を行くテクノロジー、ホンダのステータスであるスマートな走行性能などが話題だ。日本でも昨年の東京モーターショーなどで一般公開されており、発売を待つ人も多いだろう。
Honda eは2020年に、車の最優秀デザインを決める賞として世界的な権威を持つ「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞。シンプルながら個性の詰まった魅力は、高い評価を受けている。
欧州市場では2019年に発表済みで、欧州仕様によると、全長3895mm×全幅1752mm×全高1512mm、2530mmのホイールベースとなっている。ヤリスなど既存の人気コンパクトカーよりも小さくまとまっており、かっこよさやおしゃれ感を押し出しがちな従来のEVとは一線を画したイメージだ。
「ワイドスクリーン Honda コネクトディスプレー」という2画面にわたるタッチパネルモニターに加え、「サイドカメラミラー」というドアミラー代わりのパーツなど、すでにオリジナリティにあふれた特徴が分かっている。
「Hondaパーソナルアシスタント」では、AIが音声認識や情報提供を努めるなど、ドライバーへのサポート機能の充実もうかがえる。蓄電量35.5kWのリチウムイオンバッテリーのおかげで、WLTCモードにしてフル充電により約210~220kmの航続距離を実現できるそうだ。
ホンダの新たな街乗りスタイルのアイデアとして、これまでも大々的に宣伝されてきたHonda e。日本における正式な発売スケジュールや価格などは未定だが、今後の動きに注目が集まる。
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