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三菱・eKスペースがフルモデルチェンジ クロスオーバー型「スペース」導入へ
三菱自動車は6日、軽ハイトワゴン「eKスペース」シリーズのフルモデルチェンジを発表した。最新モデルは3月19日に発売予定である。
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今回のフルモデルチェンジにより、現行まであったカスタムモデルは廃止となる。代わってクロスオーバータイプの「eKクロス スペース」がニューモデルとしてラインナップに加わる。
標準モデルのeKスペースは、ボディとフロントグリルの色を統一するなど、上品な印象を感じられるビジュアルである。一方のeKクロス スペースは、車体の四隅にタイヤがくるように設計してグリップの向上を狙うなど、走りやすさに重きを置いた開発が行われている。
スライドドアは開口の幅を広くとり、快適な乗り降りだけでなくバリアフリー効果にも期待がかかる。ハンズフリーオートスライドドアを採用し、キーレスオペレーションキーを携帯しながらスライドドアの下に足先をかざすと、素早く引くだけでドアが反応。自動でドアの開閉ができるため荷物で両手がふさがっていても楽である。
インテリアでも後部座席のスライド幅が大きく、小さな子供の世話や荷室の拡大、キャンプでの車中泊などにも役立つ。
エンジンは0.66Lの直列3気筒を2種類用意しており、自然吸気は最高出力52PS、ターボは最高出力64PSを発揮し、全グレードにマイルドハイブリッドを採用している。車線からのはみ出しを警告する機能や衝突被害軽減ブレーキなどを備えたe-Assistは、全車標準装備。
eKクロス スペースに関しては、三菱の国内車で初となるヒルディセントコントロールを搭載。坂道での車速キープをサポートする機能だ。
メーカー希望小売価格は、eKスペースが139万9,200円~176万7,700円、eKクロス スペースは165万5,500円~199万1,000円(価格はいずれも消費税込)の予定。
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