関連記事
スズキ・ジムニーをベースに、ワイルド・カスタマイズカー モンスタースポーツ
ジムニー TOUGH STYLE(モンスタースポーツより)[写真拡大]
タジマモーターコーポレーションのカスタマイズカー部門「モンスタースポーツ」が、スズキ・ジムニーのコンプリートカー「TOUGH STYLE(タフスタイル)」を開発。6月1日より発売した。ジムニーの改造は大いに受けているが、よりワイルドにオフロードカーの性格を高める方向性のようだ。
【こちらも】スズキ・ジムニー、オフローダーの証(1) 「3アングル」スタイリングから見える走破性
タジマモーターコーポレーション「モンスタースポーツ」は、地上高を上げる「ハイトアップサスペンション」も用意しており、実質的なオフロード性能も上げているようだ。ほとんどはエクステリアの改装を施すことで、よりイメージを上げるスタイリングの狙いのようだ。
ベース車スズキ・ジムニーは梯子型(ラダー)フレームを持ち、3リンクリジッドアクスル式サスペンションなどオフロード性能に定評のある軽四輪と、1000ccのシエラを持っている。やはり性能的には普通車の1000ccが良いのだが、軽四輪枠660ccでこれだけの性能を確保しているのは日本ならではだ。
オフロードの走破性は実用車として申し分がない。ラダーフレーム、3リンクリジッドアクスル式サスペンション、電子制御ブレーキLSD、機械式副変速機を持つパートタイム4WDで、本格的なラフロード性能を持つことになる。
スズキ・ジムニーは、ヒルホールドコントロール、ヒルディセントコントロールなどや、緊急ブレーキ、クルーズコントロールシステムなど、ドライバーをサポートするシステムもそろっており、本格的オフロード走破性を備えた軽四輪に仕上げられている。
エンジンはもちろん660ccの枠内だが、ターボチャージャーで64PS/6000、9.8kg・m/3,500を発揮する。水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボと、スズキらしい仕様となっている。
これらの本格的オフロード性能を象徴するように、「モンスタースポーツ」はエクステリアを仕上げている。この仕様を基準に、さらに顧客の希望に沿ったカスタマイズが注文できるという。価格はベース車の仕様によって変わってくる。4WD・5MT「XC」グレード(174万4,200円)ベースの場合、220万4000円から応じるという。安いか高いかはそれぞれだが、これほどの車をこの値段で手に入れられることは、日本に生まれた幸運を感じさせる。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る)
スポンサードリンク