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ホンダ、広州ショーで中国専用の新型EV「理念 VE-1」を世界初公開
ホンダは中国で2025年までに20機種以上の電動化モデルの投入を予定している。その第一弾が写真の「理念 VE-1」で、一度のフル充電で340kmの走行が可能だ[写真拡大]
ホンダは、中国・広州で開催されている2018年広州モーターショー(第16回広州国際汽車展覧会、プレスデーが11月16日、特別招待日が11月17日~18日、一般公開日は11月19日~25日だ)において、中国市場専用の電気自動車(EV)「理念 VE-1」を世界初公開した。
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広汽ホンダの自主ブランドモデルである「理念 VE-1」は、本田技研科技(中国)有限公司(総経理:水野泰秀)と広汽本田汽車有限公司との共同開発により、中国専用に投入する初の量産EV。
理念 VE-1は、ホンダのヴェゼルなどのコンパクトSUVプラットフォームをベースに、高効率なEVユニットを高いパッケージング技術でレイアウトすることで、クラストップレベルの室内空間を実現。また、大容量バッテリーを床下に配置することによる低重心化や、サスペンションの最適化などにより、高い走行安定性を発揮。53.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するモデルだ。
その結果、NEDC(New European Driving Cycles)モードで340kmの航続距離を獲得している。最大出力120kW、最大トルク280Nmを発生するパワートレーンは、パワーやトルクの緻密な制御による3つの走行モードを備え、「SPORT EV」として意のままと感じられるドライビング性能を実現したという。
さらには、ホンダが出資をする中国のカーシェアリング事業会社であるReachstar(リーチスター)社のカーシェアリングサービスを通じた新型EV活用も、2019年に開始する予定である。
ホンダは、今後も電動化に向けた商品の拡充を加速させ、中国で2025年までに20機種以上の電動化モデルの投入を予定している。(編集担当:吉田恒)
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