ヤマハ「SR400 」が復活  40周年記念モデルも500台限定で発売

2018年9月15日 09:58

印刷

「SR400 」(画像: ヤマハ発動機の発表資料より)

「SR400 」(画像: ヤマハ発動機の発表資料より)[写真拡大]

 ヤマハ発動機は14日、2017年に生産終了していた「SR400」を、「二輪車平成28年排出ガス規制」に適合させ、11月22日から発売すると発表した。

【こちらも】ヤマハ発動機「TRICKER」が排ガス規制に適合し復活 9月20日発売

 SR400はヤマハ発動機が製造・販売している単気筒エンジンを搭載するオートバイシリーズの1つ。1978年に発売されて以来、基本設計とデザインを変えずに販売し続けたロングセラーバイクだ。単気筒エンジンならではの心地よい鼓動、シンプルでいて美しいデザイン、キックスクーター方式といったSRならではの個性が特徴的なバイクである。2017年には「平成28年自動車排出ガス規制」でより生産終了が発表されたが、今回はその規制に適合させ、従来の個性はそのままに復活発売する。

 今回、復活する新型「SR400」は、デビュー当時の「SR400」のイメージをそのまま受け継いだ。空冷エンジンはそのままに、O2フィードバック制御の精度向上で優れた環境性能と燃費を実現。蒸発ガソリンの外気への排出を減らすキャニスターや音響解析技術を駆使して、低音と歯切れの良さをアップした新型マフラーを採用。キックスターターやデコンプレバーは従来のモデルから継続して採用。「SR400」の良さを残しつつ、新しさを取り入れたモデルになった。カラーリングは「ヤマハブラック」「グレーイッシュブルーメタリック4」の2種類を設定。価格は57万2,400円(消費税込み)。国内販売目標は年間1,000台。

 同時に発売40周年を記念した「SR400 40th Anniversary Edition」を11月22日から発売。「ベリーダークオレンジメタリック1(ブラウン)」をベースに、職人の手作業でサンバースト塗装を施したフューエルタンクや真鍮音叉エンブレム、サイドカバーの電鋳SRエンブレムなどSRの歴史や世界観が凝縮された1台に仕上がった。500台限定で価格は69万1,200円。

関連キーワード

関連記事