日産、「セレナ」を一部仕様向上 安全装備拡充 新グレードも

2018年9月7日 21:58

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セレナ ハイウェイスター V セレクションII。(画像:日産自動車発表資料より)

セレナ ハイウェイスター V セレクションII。(画像:日産自動車発表資料より)[写真拡大]

  • マルーンレッド(RPM)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン。
  • セレナNISMO
  • セレナ AUTECH SPORTS SPEC(2WD)

 日産自動車は6日、セレナの仕様を一部向上し、全国で発売すると発表した。

【こちらも】日産「セレナ e-POWER」登場 26.2km/Lの低燃費を達成

 セレナは日産のミニバンである。初代は1991年に登場し、その後4度のモデルチェンジを経て、現在は2016年に登場した5代目が現行モデルとなっている。

 5代目セレナは、2016年8月に発売されて以降、ミニバンとしての高い基本性能や装備とともに、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」について高い評価を受けて来た。また、2018年には「e-POWER」搭載車の追加が好評を博し、2018年上半期の国内販売において、ミニバンの首位を獲得している。

 さて、今回の仕様向上では、S-HYBRID車とガソリン車において、安全装備の充実が図られた。e-POWERに標準設定されているハイビームアシストをS-HYBRID車およびガソリン車へ拡大設定、最高速度標識検知および一時停止標識検知機能を追加、標識検知機能を向上させている。

 さらに、「X」と「ハイウェイスター」の両グレードには新たに「VセレクションII」を設定。両側「ワンタッチオートスライドドア」などの使い勝手のいいアイテムを装備した従来のVセレクションをベースとして、上記の安全装備の数々を装備しながら、リーズナブルな価格を実現している。

 価格は消費税込みで233万1,720円~313万5,240円。セレナNISMOは342万4,680円。

 また、日産の関連企業オーテックジャパンが展開する「AUTECH」も、セレナの仕様向上にあわせてやはり仕様を向上し、全国発売された。

 今回の仕様向上では、セレナ「AUTECH」にはブランドを象徴するアイコニックカラーとして、AUTECH専用となる「カスピアンブルー」が新たに設定された。

 こちらの価格は、消費税込みで299万520円~336万8,000円。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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