韓国イースター航空、操縦士労組が茨城便に反発 放射能を理由に

2018年7月30日 23:24

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記事提供元:スラド

masakun曰く、  韓国LCCイースター航空が韓国から茨城空港への定期便を設定したところ、放射能が危ないと喧伝する乗務員の反対に遭っているという(早野龍五氏のツイートNAVERニュース)。

 NAVERニュースによると、茨城定期便の就航計画を知らされた操縦士労組は日本の民間企業が公開した資料などを根拠に放射能の懸念を提起し、賛否投票を実施。結果反対票が賛成票を圧倒的に上回る結果となったため、イースター航空側は茨城に飛びたくないパイロットはスケジュールに組み込まない決定を下したという。

 記事には

 자료에 따르면 지난 2016년 이바라키현 일대 토양에서 방사성 물질인 세슘 1000Bq이 검출됐습니다.

 (資料によると、去る2016年茨城県一帯の土壌で放射性物質のセシウム1000Bqが検出されました)

 とあるのだが、参照元である日本の民間企業WHITEFOODによると2016年に茨城県でセシウム1000Bq超が検出されたのは「茨城県南東部の鉾田市」大竹のみ。これではとても茨城県一帯とは呼べないし、そもそもパイロットがたかがこの程度の放射能不安で健康への悪影響を危惧するのは正直どうかと思うよ(笑)。

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