「エヴァ」シリーズ庵野秀明氏が経営のカラー、ガイナックスを提訴

2016年12月3日 10:36

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズや「シン・ゴジラ」などの人気作品で知られる庵野秀明氏が代表を務める企画・制作会社カラーが、かつて庵野氏が所属していたガイナックスに対し、借入金約1億円の支払いを求め提訴したそうだ(毎日新聞カラーの公式Webサイト西日本新聞ITmedia)。

 ガイナックスは庵野氏の作品で得た収入の一部をカラーに支払う契約だったが、これが遅延しているほか、カラーがガイナックスに貸し付けた1億円の返済も滞っていたという。

 なお、ガイナックスの代表取締役である山賀博之氏は庵野氏と大学(大阪芸術大学芸術学部)時代からの知り合いであり、共同でガイナックスを設立したのだが、同じく大阪芸術大学出身で同世代の漫画家、島本和彦氏の自伝的作品である「アオイホノオ」では山賀氏をモデルにしたキャラクターが庵野氏らをモデルにしたキャラクターについて「(彼らに付いていけば)一生食いっぱぐれないような気がする」と発言していたことを引き合いに「庵野氏と別れて食いっぱぐれた」などという声も出ている。

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