NHK、手当を不正受給の職員を懲戒処分に

2016年9月17日 11:32

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 NHKは16日、勤務実態がないのに1年以上、休日出勤などの申請を繰り返し、不正な勤務処理で約26万円を不正に受け取っていたとして東京本部の30代男性職員を「停職3カ月」の懲戒処分にすると発表した。男性職員の当時の上司については16日「譴責(けんせき)処分」にした。

 NHKの発表によると、男性職員は昨年3月から今年6月までの期間に休日出勤したとするなどし、不正に手当を受けていた。「勤務態度にも問題があり、改善が見られなかった」としている。処分の発令は今月23日の予定という。

 不正受給にNHKは「視聴者の皆様に深くお詫びいたします。再発防止に向け、職員に対するコンプライアンス意識の徹底を図ってまいります」とのコメントを発表した。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
問われる「受信料」の在り方、見合った『放送』
「ワンセグ携帯に受信料を主張し控訴」籾井会長
放送センター建設に「不必要な積立できない」
生活・社民がNHK政党討論番組に抗議と要請
ワンセグも対象の大臣発言にネットで批判相次ぐ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事