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マツダ、2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を新開発
マツダは19日、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」シリーズの最上位エンジンとなる2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を新開発したと発表した。2016年春に北米から販売を開始する新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV「マツダ CX-9」に搭載するという。
同社によると、「SKYACTIV-G 2.5T」は、「SKYACTIV-G」シリーズ初のターボエンジンとして開発した。アテンザなどに搭載している自然吸気エンジン「SKYACTIV-G 2.5」をベースに改良を加えることで、優れた燃費のほか、新型「CX-9」の使用シーンの9割以上を占める中低速領域でのリニアで力強い加速感、ターボラグのない良好な応答性を実現したという。4LV8自然吸気ガソリンエンジン並みの最大トルク310ft-lbを発揮する。
従来型のターボエンジンには、「ターボラグに代表される低速領域での動力性能の悪化」と「実用燃費の悪化」という二つの問題点があったが、「SKYACTIV-G 2.5T」は、運転条件に応じて排気の脈動状態を変化させる機構を持った「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」と、理論空燃比領域を拡大する「クールドEGR」の活用などによって、これらの問題を克服しているという。
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