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ダイムラーとルノー・日産、合弁会社のメキシコ工場建設に着工 1210億円投資
ダイムラーとルノー・日産アライアンスは3日、メキシコ中部のアグアスカリエンテスで、ダイムラーと日産がの生産合弁会社COMPAS(Cooperation Manufacturing Plant Aguascalientes)の新工場建設に着工したと発表した。工場では、メルセデス・ベンツとインフィニティ向けの次世代プレミアムコンパクトカーを生産する。
両社によると、合弁会社COMPASのダイムラーと日産の持ち株比率は50:50。両社は総額10億ドル(約1,210億円)を投資し、最高水準を目指す生産工場の建設と運営を統括するという。新工場は、日産のアグアスカリエンテス第2工場に隣接して建設し、初期段階の年間生産能力は23万台以上を予定。また、2020年までに約3,600名の直接雇用を創出する。
生産能力は市場の伸長や需要の拡大に応じて、拡張する可能性もあるという。2017年にインフィニティ向けモデル、2018年にメルセデス・ベンツ最初のモデルをオフラインする予定。
メルセデス・ベンツ・カーズ生産・サプライチェーン管理担当取締役のマルクス・シェーファー氏は、「北米自由貿易協定(NAFTA)地域ではメルセデス・ベンツ初のコンパクトカー生産拠点として、この地域での当社の事業を大幅に拡大する」「メルセデス・ベンツ独自の技術と、ドイツ・ラシュタットのコンパクトカー生産工場からの指導と支援を提供していく」とコメントしている。
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