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YKK AP、黒部製造所の新アルミ押出ライン棟が竣工 生産性が40%向上
YKK AP黒部製造所 押出ライン棟 外観(YKK APの発表資料より)[写真拡大]
YKK APは24日、国内アルミ素材製造の中核工場である黒部製造所の再構築計画の一環として、昨年8月より建設を進めていた押出ライン棟が完成し、操業を開始したと発表した。
同社によると、新設アルミ押出ラインは、押出プレス機などの最新設備・技術の導入によって品質やコスト競争力を強化しており、従来ライン比で約40%生産性が向上するという。環境面でも、将来のLNGへの燃料転換を勘案した設備の導入、低電力照明・空調を採用し、省エネ、環境負荷低減に配慮しているという。
同社は、今回の押出ライン更新をスタートとして主要生産設備の継続的な更新を行い、生産ラインの合理化・コンパクト化を図っていくとともに、インフラ基盤の強化や構内物流改善など、黒部製造所の再構築を進めていくとしている。
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