ヤクルト、インド第7の都市アーメダバードで「ヤクルト」の販売開始 インド事業を加速

2015年2月6日 10:47

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ヤクルトのインドでの販売地域を示す図(同社発表資料より)

ヤクルトのインドでの販売地域を示す図(同社発表資料より)[写真拡大]

 ヤクルトは5日、子会社のインドヤクルト・ダノン社によるインドのアーメダバード市での乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を今月14日から開始すると発表した。

 アーメダバード市は、インド西部に位置する人口約635万人の都市。農業、綿織物業が盛んで、郊外には工場が多いインドの主要都市である。また、インドで7番目に人口が多い都市であり、インドでのヤクルトの事業活動を加速させていくうえで有望な市場と言える。

 同社は、インドにおいて、2008年1月よりデリー市とその近郊で「ヤクルト」の販売を開始し、2009年にムンバイ市、2010年にバンガロール市、そして、2012年にはハイデラバード市、チェンナイ市にそれぞれ販売拠点を設け、大都市を中心に販売地域を拡大してきた。現在、インド各市では、宅配および店頭で「ヤクルト」の販売が行われている。

 インドヤクルト・ダノン社では、この度、アーメダバード市の店頭市場を対象に「ヤクルト」の販売を開始し、周辺都市にも販売地域を順次拡大していく予定。

 アーメダバード市で販売される「ヤクルト」は、65ml入り5本パックで55ルビー(約104.5円)。当初大手チェーンでの販売を中心とし、240店舗への納入を予定。ヤクルトレディによる宅配も準備が整い次第順次開始する。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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