1月の車名別新車販売、2カ月ぶりに「アクア」がトップ 2位は「フィット」

2015年2月5日 18:04

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1月の車名別新車販売台数で首位となったトヨタ自動車の「アクア」

1月の車名別新車販売台数で首位となったトヨタ自動車の「アクア」[写真拡大]

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は5日、1月の車名別新車販売台数をそれぞれまとめた。それによると、乗用車ではトヨタの「アクア」が1万9968台と、2カ月ぶりにトップに返り咲いた。2013年12月の改良発売後、燃費性能を大幅に高めたことが要因となっている。ただ、前年同月比は12.7%減と、消費税増税の影響もあって振るわなかった。軽自動車では、ホンダの「N-BOX」が1万8643台で同28.8%と好調だった。全体的には、低燃費や軽自動車への需要が堅調となっている。

 乗用車の販売台数では、「アクア」に続いてホンダの「フィット」が1万1628台と第2位につけている。しかし、前年同月比は56.7%減、また、第3位のトヨタの「プリウス」も1万1206台で同44.4%減となった。いずれも、消費税増税の駆け込み需要の反動減によると見られる。第4位の日産の「ノート」は9951台で、同3.7%の落ち込みにとどまった。

 一方、軽自動車は、「N-BOX」に続いて日産の「デイズ」が1万6824台と前年同月比59.1%増と大きく伸びた。次いで、ダイハツの「ムーヴ」が1万2575台で同23.1%減、「タント」が1万12476台(同26.9%減)とダイハツ勢が低迷した。(記事:南条 誠・記事一覧を見る

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