不二家、ショートケーキにカビ 発表までの対応に疑問も

2014年12月27日 23:57

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不二家は26日、ショートケーキのスポンジの変色の原因が、カビによるものだったことを発表した。写真は同社ホームページ。

不二家は26日、ショートケーキのスポンジの変色の原因が、カビによるものだったことを発表した。写真は同社ホームページ。[写真拡大]

 不二家は26日、同社が運営する不二家レストラン古川東本町店が、13日に製造販売したショートケーキのスポンジの変色の原因が、カビによるものだったことを同社のホームページで発表した。現在、同店での洋菓子製造販売は中止している。

 問題が発覚したのは13日だ。その後、不二家は15日に「変色したショートケーキがあった」とホームページでのみ報告。その後、調査に約2週間かかり、クリスマス商戦後の26日になって、それがカビであったことを再びホームページのみで報告した。

 不二家は2007年にも賞味期限切れ牛乳を使っていた問題でトップが辞任している。今回の対応にもやや疑問符が付く。(記事:町田光・記事一覧を見る

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