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電通、米ネット広告運用支援企業を100%子会社化
電通イージス・ネットワーク」は、米ロケット・インタラクティブの株式100%を取得する。写真は、ロケット社のWebサイト。[写真拡大]
電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は17日、米国のデジタル・マーケティング・エージェンシー「Rockett Interactive, Inc.」(ロケット・インタラクティブ)の株式100%を取得することで同社株主と合意したと発表した。
Rockett Interactiveは2004年設立の、ディスプレー広告や検索連動型広告を含むデジタル領域全般のキャンペーンを取り扱っている企業である。特に、データ分析とアトリビューション領域に強みを持っているという。消費者データや購入データと広告媒体のデータをマッチングさせ、消費者が商品・サービスの購入に至る過程で接触したデジタル広告を時系列に追跡・分析することで、各広告の購入への寄与度を明確にする技術を保有している。
今回の買収により、今後、Rockett Interactiveは、電通グループのグローバルなエージェンシー・ネットワークブランドのひとつで、デジタル・パーフォーマンス・マーケティング領域を専門とするiProspectブランドとして事業を展開していく。
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