「ダンロップ」の住友ゴム、ふらつきを抑えるミニバン専用の長持ち低燃費タイヤを発売

2014年12月11日 18:37

印刷

 ダンロップタイヤの住友ゴム工業は、11日、低燃費性能と耐摩耗・耐偏摩耗性能を向上させるとともに、ミニバン特有のふらつきを抑える操縦安定性能と快適な乗り心地を実現させた、「エナセーブ」シリーズ第2世代となるミニバン専用の耐久性に優れた低燃費タイヤ「エナセーブRV504」を来年2月から発売すると発表した。今回発売となるのは全42サイズ。

 新製品「エナセーブRV504」は、同社独自の新材料開発技術「4Dナノ・デザイン」により開発された「新シリカ用変性ポリマー」を採用することで、ウエット性能を確保しつつ不要な発熱を抑制し、転がり抵抗を従来品「エナセーブR503」に比べて13%低減。これによりタイヤ性能を表示するラベリング制度において、転がり抵抗性能が「AA」(5段階中上位2段階)、ウエットグリップ性能が「b」(4段階中上位2段階。一部サイズは「c」)を達成している。

 また、タイヤが路面と接触するトレッド部の「剛性分布の最適化」を図り、耐摩耗性能を従来の「エナセーブR503」より8%、耐偏摩耗性能を33%向上させ、さらなるロングライフを実現した。さらに高剛性構造と新パターン採用により、ミニバン特有のふらつきを低減して操縦安定性能を「エナセーブR503」に比べて8%向上。より快適なドライブを可能にした。

関連記事