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ドリームインキュベータとオリックスの共同ファンド、ベトナムの日用消費財卸売企業に出資
ドリームインキュベータとオリックスは15日、ベトナムで共同出資により運用しているDI アジア産業ファンドが、同国で日用消費財卸売や飲食事業を手がける Me Sa Asia Pacific Trading Services Company Ltd.(MESA社)が新設する卸売事業の子会社の株式の22.6%を取得すると発表した。
MESA社は、1995年創業の日用品や食品などの卸売事業およびレストラン事業を展開する企業。卸売事業ではベトナム最大級の売上規模だという。また、ベトナムの小売市場における売上の約8割を占めるとされる家族経営の小規模店約12万5,000店との販売網を持つという。
MESA社は、DIアジア産業ファンドの出資により、日系の消費財メーカーや食品メーカーとの提携を推進するとしている。また、DIアジア産業ファンドは、ドリームインキュベータ から戦略コンサルタントを派遣し、MESA社の経営戦略の構築支援を行い、日系消費財・食品メーカーとの提携を積極的にサポートするなどして、MESAの企業価値の向上を目指すという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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