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明治、東海地区の物流拠点5か所を1拠点に再編・統合 物流コスト低減へ
明治ホールディングスは11日、事業子会社の株式会社明治において、同社東海地区の物流機能の強化とコスト低減を目的に、愛知県稲沢市や小牧市に点在する5ヵ所の物流拠点を来年7月完工予定の愛知新工場敷地内に再編、統合すると発表した。
現在、東海地区の物流体制は、牛乳・ヨーグルトなどのチルド温度帯商品専用拠点が2拠点、菓子・レトルト食品など常温品専用拠点が1拠点、双方を扱う拠点が2拠点、計5拠点体制となっている。今回、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品を製造する愛知新工場敷地内に工場併設型のチルド温度帯商品専用倉庫と常温品専用倉庫を建設し、これら5拠点を再編、統合することとした。前者の建設・運営は明治が、後者は同社の子会社で運送事業を営む明治ロジテックが行う。
同統合により、温度帯ごとの物流効率を高めるとともに、チルド温度帯商品と常温品の共同配送を進め、車両回転率並びに車両積載率の向上を図る。今回の投資による物流コストの低減額は年間3億円程度。
なお、チルド温度帯商品専用倉庫への投資額は12億円。2013年9月に着工し、2014年7月に完工予定。延床面積は1,800坪。また、常温品専用倉庫への投資額は14億円。2013年9月に着工し、2014年5月に完工予定。延床面積は2,530坪。
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