三菱自、「デリカD:5」にミニバン初のクリーンディーゼルエンジン車を設定

2012年12月26日 17:18

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デリカD:5 D-Premium 4WD(画像:三菱自動車)

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 三菱自動車は26日、「デリカD:5」にミニバン初となるクリーンディーゼルエンジン搭載車を設定し、全国の系列販売会社を通じて2013年1月11日から販売すると発表した。メーカー希望小売価格は341万9,000円(税込)から。平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合したクリーンディーゼルエンジンを搭載したことで、エコカー減税(免税)及び平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額14万円)の対象車となっている。

 5代目となる「デリカD:5」は、ミニバンの優しさとSUVの力強さを融合させたラージサイズミニバンとして2007年1月に発売開始。「デリカ」らしさを体現したスクエアでたくましいエクステリア、環状骨格構造のリブボーンフレームにより高い安全性を実現したボディ、燃費・排出ガス性能に優れるMIVECエンジン、路面状況や走行状況に応じて前後輪の駆動力配分を適正化する電子制御4WD、ラフロードでも優れた走破性を発揮する最低地上高と対地障害角、多彩なシートアレンジと豊富な収納スペース、高品質で迫力ある音場を実現するプレミアムサウンドシステムなどにより好評を博し、国内の累計販売台数は10万台を超えている。

 今回は、従来のアイドリングストップ機能付の2.0L MIVECエンジンを搭載して優れた燃費性能を発揮する2WD車(エコカー減税75%)と2.4L MIVECエンジンを搭載して力強い走りを実現する4WD車(同50%)に加え、「デリカ スターワゴン」(2代目、3代目)や「デリカ スペースギア」(4代目)など歴代デリカのディーゼルファンから得た根強い要望に応え、優れた環境性能と力強い動力性能を両立した2.2LクリーンディーゼルエンジンをINVECS-II6速スポーツモードATと組み合わせて搭載。JC08モード燃料消費率で2.0L MIVECエンジン搭載車(2WD)と同様の13.6km/L、最大トルクは2.4L MIVECエンジン搭載車(4WD)の約1.6倍となる360N・m(36.7kg・m)/1,500~2,750rpmを実現し、長距離移動や多人数乗車というミニバンとしての用途、アウトドアレジャーなどSUVとしての用途に最適な燃費性能と動力性能を実現している。

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