スズキ、新型「ワゴンR」を発表 軽ワゴンNo.1の低燃費を実現

2012年9月6日 14:02

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ワゴンR「FX」パールホワイト(画像:スズキ)

ワゴンR「FX」パールホワイト(画像:スズキ)[写真拡大]

  • ワゴンRスティングレー「T」フェニックスレッドパール (画像:スズキ)

 スズキは6日、軽自動車の新型「ワゴンR」を9月6日より、新型「ワゴンRスティングレー」を9月19日より発売すると発表した。価格は、「ワゴンR」が110万9,850円(税込)からで、「ワゴンRスティングレー」が133万3,500円(税込)から。

 新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」は、「軽ワゴン低燃費No.1新世代エコカー」を開発コンセプトとし、「ENE-CHARGE(エネチャージ)」、「新アイドリングストップシステム」、「ECO-COOL(エコクール)」など、軽自動車初となる先進的な低燃費化技術や軽量化技術を盛り込んでいる。スズキは、同社がものづくりのために開発・投入する環境技術、低燃費化技術、軽量化技術などの新技術を「スズキグリーン テクノロジー」と総称し、これからの商品開発に投入していく方針。今回の「ワゴンR」がその第一弾となる。

 新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」の主な特長は、NA(自然吸気)エンジン搭載車(2WD)で28.8km/Lの軽ワゴンNo.1の低燃費を実現したこと。また、ターボエンジン搭載車(2WD)も26.8km/Lの低燃費を達成している。

 低燃費化技術「エネチャージ」、「新アイドリングストップシステム」、「エコクール」を全車に採用したほか、軽ワゴン最軽量780kg(ワゴンR FX 2WD車)を実現。最大70kgにも及ぶ車体の軽量化、パワートレインの高効率化、各部の摩擦抵抗低減など、基礎技術を徹底して追求した。また、「R06A型エンジン」の搭載と、「エネチャージ」の採用や車体の軽量化などにより、軽やかな加速とキビキビとした走りを実現した。これらにより、ターボエンジン搭載車も含め、2WD・4WD車ともに全車エコカー減税の免税対象車となっている。

 デザイン面では、ロングホイールベースの新プラットフォームを採用し、室内長、前後乗員間距離を拡大して広々とした室内空間を実現。一目で「ワゴンR」と分かるスタイリングに磨きをかけた、力強く上質に進化したデザインとなっている。

 そのほか、簡単で多彩なシートアレンジを継承。収納スペースは収納力と使いやすさを追求した。また、全車にフルオートエアコンや、エコ運転を支援する「エコドライブアシスト照明」、「エコスコア」を標準装備した。さらに、徹底的な軽量化を施しながらも高い静粛性と安全性能を実現している。

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