JR東海、名古屋駅新ビルの開業を1年前倒し 2016年春に開業

2012年5月17日 12:03

印刷

名古屋駅新ビル(仮称)外観(東側)イメージ(画像:JR東海)

名古屋駅新ビル(仮称)外観(東側)イメージ(画像:JR東海)[写真拡大]

  • 名古屋駅新ビル(仮称)歩行者通路(2階)イメージ(画像:JR東海)
  • 名古屋駅新ビル(仮称)スカイストリート・中庭(15 階)イメージ(画像:JR東海)

 JR東海は、「名古屋駅新ビル(仮称)計画」について、旧名古屋ターミナルビルの解体工事をはじめ、新ビルの設計、工事手順や事業内容の検討等を着実に進めているが、これまでの進捗を踏まえ、新ビルの開業時期を1年前倒しするなどスケジュールの変更をすると、16日発表した。

 従来は、2012年夏頃に新ビル建設に着手し、2016年度に新ビル竣工、2017年度にかけて順次開業するスケジュールだったが、今回、2012年10月に新ビル建設着手、2015年末に新ビル竣工およびオフィス入居開始、2016年春にタカシマヤ、ホテル開業というスケジュールに変更となった。なお、今後の行政手続き及び工事の進捗状況によりスケジュールが変更となる場合があるという。

 また、ビル内に設置する「保育施設」の運営事業者については、主に首都圏や関西の都心部で託児所・保育所の「キッズスクウェア」を展開している株式会社アルファコーポレーションに決定した。

 なお、名古屋駅新ビル(仮称)は、地上46階・地下6階建て、高さ約220m、延床面積約260,000m2の複合施設で、タカシマヤやヨドバシカメラ、三省堂書店、レストラン街、保育施設、フィットネスクラブ、ホテル、オフィスなどが入居する予定。

関連記事