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アサヒ飲料、米国1位のエナジードリンク「モンスターエナジー」を国内独占販売

『Monster Energy 缶355ml』(左)と『Monster KHAOS 缶355ml』(右)(画像:アサヒ飲料) [写真拡大]
アサヒ飲料は15日、米Monster Beverage Corporation(モンスタービバレッジコーポレーション、本社:カリフォルニア州)から、同社が製造販売する米国No.1のエナジードリンク「モンスターエナジー」ブランドの日本国内における独占販売権を取得したと発表した。『モンスターエナジー 缶355ml』と『モンスターカオス 缶355ml』の2品を、5月8日より全国で新発売する。希望小売価格はともに190円(税抜)。
「モンスターエナジー」ブランドは2002年に米国で発売された。現在米国をはじめ、北米、南米、欧州、豪州、アジアなど世界57カ国以上(2010年度)で販売されており、ブランド力とファッション性で若者からの圧倒的な支持を背景に急成長しているエナジードリンク。
「モンスターエナジー」は、ビタミンB群、アルギニン、カルニチン。高麗人参エキスなど、ふんだんなエナジー成分とカフェインを配合。刺激的ながらも飲みやすい味わいに仕上げている。一方、「モンスターカオス」は、果汁とエナジードリンクのミックスタイプ。ミックス果汁(オレンジ、パインアップル、グレープ、アップル、ピーチ)を50%ブレンドした新感覚の味わいが特徴。
昨年の栄養ドリンク市場は前年比105%で着地し、今年もプラス成長が見込まれる注目の市場となっている。アサヒ飲料の調査によれば、近年、エナジードリンクのユーザー層・消費動向に変化の兆しがみられ、ユーザー層については、エナジードリンクの中心ユーザーである30代~50代の男性(全体の40%)に加え、10代~20代の男女が新たなユーザーとして拡大傾向(2010年8%→2011年13%)にあるという。また、従来の栄養補給を目的とした飲用に加え、「炭酸の刺激を楽しみたい」や「気分転換」といった目的で飲用されるケースが増えており、栄養ドリンクの飲まれ方に変化がみられるという。 そこで、アサヒ飲料では、世界の若者に支持される「モンスターエナジー」のブランド力に着目し、「モンスターエナジー」を日本市場に投入することでエナジードリンク市場のさらなる活性化をねらう。
エナジードリンク市場においては、日本コカ・コーラが、日本初導入となるクリエイティブエナジー飲料ブランド 「burn(バーン)」から、「バーン エナジードリンク」と 「バーン エナジーブースト」の2種類を、3月12日より全国で新発売している。同商品も若者向けのエナジー飲料として販売するものであり、今後若者層におけるエナジードリンク市場においてシェアの奪い合いが予想される。
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