イオンなど3社、タブレット端末を活用した暮らしサポートサービスを提供開始

2012年2月23日 20:37

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 イオン、NTT西日本グループ、シャープの3社は22日、昨年2月15日の協業開始の発表以来、家庭で簡単に利用できるタブレット端末を活用した「A touch Ru*Run」サービスの展開について女性マーケティング・企画事業会社である株式会社ハーストーリィプラスの協力を得ながら検討をすすめてきたが、3月12日より、家族の絆をより深めるコンテンツ機能搭載のタブレット端末を活用した、新しいサービスの提供を開始すると発表した。

 今回開始する新サービス「A touch Ru*Run(エータッチ ル*ルン)」は、ITツールを使用し家族のコミュニケーションをより易しく便利に実現することを狙い、提供開始するもの。タブレット端末・アプリケーション・サポートを組み合わせることで、機器の操作が苦手な人やパソコンの起動が面倒な人にも簡単・手軽にサービスを利用できる環境を提供する。

 イオンからは「イオンネットスーパー」や電子マネー決済などのオンラインショッピングサービスを、NTT西日本グループからは親子の安心コミュニケーションツールや家族のスケジューラーなど、楽しみながら家族の絆を深めることができる「くらしフルサービス」および顧客が安心してサービスを利用できるようにするための「サポートサービス」を、シャープからはタブレット端末やソフト更新,広告配信アプリおよび電子コンテンツストアサービスを提供する。

 タブレット端末は7インチおよび10.1インチの2つのサイズを提供する。端末は、小さな子どもから高齢者まで家族みんなが便利に利用できるものとなっている。価格は、7インチが3万9,800円(税込)、10.1インチが4万9,800円(税込)。

 当初はイオンのネットショップ「aeonshop.com」にてタブレット端末の提供を開始し、順次イオン店頭にて提供を行っていく。また、当初は、関東・広島エリアのイオンリテールのイオン店舗よりタブレット端末の提供を開始し、順次全国へ展開をはかっていく。今後は、同サービスで使用するタブレット端末の購入可能な店舗数の拡大により、2013年度にタブレット端末台数で30万台の展開をめざす。

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