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東北電、新潟火力発電所6号機が発電開始 新仙台火力発電所1号機も運転再開
東北電力は28日、新潟火力発電所6号機(新潟県新潟市東区、出力3.4万kW)が、本日試運転に伴う発電を開始したと発表した。
今回試運転に伴う発電を開始した新潟火力発電所6号機は、早期の供給力確保に向けた取り組みの一環として、今冬の供給力とするため、新潟火力発電所構内に建設を進めてきたもの。使用燃料は天然ガスで、発電方式はシンプルサイクルガスタービン発電方式。
また、東北電は27日、12月11日より試運転による発電を再開し、各種試験を実施していた新仙台火力発電所1号機(宮城県仙台市宮城野区、出力35万kW)について、27日18時00分、営業運転を再開したと発表した。
東北電では、東日本大震災により甚大な設備被害を受けた太平洋側に立地する火力発電所の復旧作業を鋭意進めている。その中で、新仙台1号機は、被災した同社火力発電所として初めて営業運転を迎えた。
「今後は、発電所の安定運転に万全を期すとともに、12月20日に試運転を再開した仙台火力発電所4号機の営業運転再開に向けた取り組み、原町火力発電所の復旧作業を鋭意進め、引き続き、電力の安定供給へ向けた最大限の努力を尽くしていく」と東北電はコメントしている。
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