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KDDIとグリー、アンドロイド関連ビジネス向けファンドに20億円を出資
KDDIが販売している台湾HTC製のAndroid搭載スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」[写真拡大]
KDDIとグリーは22日、米グーグルの携帯端末向けOS「アンドロイド(Android)」関連のビジネスを展開するベンチャー向け投資ファンド「A-Fund」にそれぞれ2,500万ドル(約20億5,000万円)ずつ出資することで合意したと発表した。
発表によると、A-Fundはアンドロイド関連のアプリケーション、プラットフォーム、ハードウェアの開発などを手掛けるベンチャー企業を対象としたアンドロイド特化型ファンドで運用総額は1億ドルの予定。米投資ファンドDCMが運営と投資実務を担当し、2016年12月までの最大5年間に米国と中国、日本などのアジア地域で有望なベンチャー企業に事業立ち上げ段階から投資する。
A-FundにはKDDIとグリーのほか、中国のインターネット大手テンセント(Tencent)や米企業などが参加を予定している。
KDDIは、同ファンドの投資対象となるベンチャー企業と今後の出資や提携等を視野に入れた関係構築を目指し、同社のアンドロイド関連事業の拡大を図るとしている。
グリーも、同ファンドの投資対象となるソーシャルアプリ開発企業とのパートナーシップを強化し、「GREE Platform」などのプラットフォームで多彩なソーシャルアプリが提供されることを期待するとしている。
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