[写真]北大、3種のダンゴウオ科魚類が実は同種であったことを発見 性別・成長段階で形質が変化(3)

2015年2月22日 23:38

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ふ化後10カ月から21カ月のAタイプ(雌)とBタイプ(雄)(それぞれ個体識別した同一個体)の形態変化を示す図。ふ化後10カ月頃までは両タイプの違いは見られない。Aタイプでは一貫してコブが発達し、第一背鰭は低くなる(コンペイトウと同定される)。Bタイプではふ化後13カ月頃からコブの退縮が始まり、はじめに頭部からコブが消失する(コブフウセンウオと同定される)。さらにふ化後21カ月頃には完全にコブが消えてしまう(ナメフウセンウオと同定される)(北海道大学の発表資料より)

ふ化後10カ月から21カ月のAタイプ(雌)とBタイプ(雄)(それぞれ個体識別した同一個体)の形態変化を示す図。ふ化後10カ月頃までは両タイプの違いは見られない。Aタイプでは一貫してコブが発達し、第一背鰭は低くなる(コンペイトウと同定される)。Bタイプではふ化後13カ月頃からコブの退縮が始まり、はじめに頭部からコブが消失する(コブフウセンウオと同定される)。さらにふ化後21カ月頃には完全にコブが消えてしまう(ナメフウセンウオと同定される)(北海道大学の発表資料より)

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  • ダンゴウオ科魚類3種のスケッチ(a~c)と写真(a’~c’)。a、a’:コンペイトウ(全身が密にコブに覆われ,第一背鰭は埋没する)。b、b’:コブフウセンウオ(頭部にコブがなく、体の側面の一部にコブがある。皮膚は滑らか)。c、c’:ナメフウセンウオ(コブはない。皮膚はなめらか)。スケッチはUeno(1970)より改変。写真は野外採集サンプルを撮影したもの(北海道大学の発表資料より)
  • a) 巻貝の殻と卵塊及び卵を保護していたコブフウセンウオ。巻貝の中にはびっしりと卵塊が詰まっている。b) 水槽内で卵の世話をするコブフウセンウオ。殻の入口付近に吸盤で張り付き、口や鰭を使って卵に新鮮な水を送っている(北海道大学の発表資料より)
  • ふ化後10カ月から21カ月のAタイプ(雌)とBタイプ(雄)(それぞれ個体識別した同一個体)の形態変化を示す図。ふ化後10カ月頃までは両タイプの違いは見られない。Aタイプでは一貫してコブが発達し、第一背鰭は低くなる(コンペイトウと同定される)。Bタイプではふ化後13カ月頃からコブの退縮が始まり、はじめに頭部からコブが消失する(コブフウセンウオと同定される)。さらにふ化後21カ月頃には完全にコブが消えてしまう(ナメフウセンウオと同定される)(北海道大学の発表資料より)