野田佳彦総理は17日の衆議院予算委員会で在日米軍再編にからみ、在沖縄海兵隊の山口県岩国基地への移転計画が米国側から新たに打診されてきたとする案件について「日米間で協議しておらず、山口県や岩国市にお願いする気もございません」と改めて岩国基地への追加移転はないことを明言した。
02/20 11:00
藤村修官房長官は14日の記者会見で在沖縄海兵隊の一部を山口県岩国飛行場へ移転させる案について「在沖縄海兵隊の山口県岩国飛行場への追加移転については、昨日、玄葉光一郎外務大臣、田中直紀防衛大臣が山口県知事、岩国市長に述べた通り、日米間で協議はしていないし、山口県や岩国市にお願いする気もないという発言であったと思う」と語り、「これは政府としての考えと考えて頂いて結構です」と明言した。
02/15 11:00
在沖縄米軍海兵隊のグアム移転や米軍嘉手納基地以南の土地の返還と米軍普天間飛行場の移設を分離して進めていく基本方針が日米間で合意し、海兵隊の移転を先行させる動きが出てきた中、普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画については堅持することが確認されているものの、固定化への懸念が払拭されていないことから、野田佳彦総理の早期の沖縄訪問を求める声が野党各党から相次いでいる。
02/10 11:00
田中直紀防衛大臣は9日の衆議院予算委員会で米軍普天間飛行場の移設先として名護市辺野古への移設が日米ともに最善だと考えているとし、辺野古への代替施設建設に向けて「手続きは進める」とした。
02/10 11:00
在沖縄米軍海兵隊のグアム移転と米軍普天間飛行場の移設問題を切り離して、どのように成果を生むか、日米間協議が進む中、8日の参議院予算委員会でこの問題が取り上げられ、特に田中直紀防衛大臣が直接協議の場に参画していないのは大臣としての職責を果たしていないのではないかと川口順子元外務大臣(自民党)が追及した。
02/09 11:00
田中直紀防衛大臣は7日の記者会見で在沖縄海兵隊の一部を山口県岩国の米軍基地に移転する米側からの案について「(ワシントンで6日から始まった審議官級の日米外務防衛当局協議でも)今朝も確認したが、議題には一切なっていないということだった。
02/08 11:00
野田佳彦総理は在沖縄海兵隊の一部を山口県にある米海兵隊岩国基地に一時駐留させる米国案について、7日の参議院予算委員会で「在沖縄海兵隊を岩国にという協議は行っていない」と答えるとともに「日米両国で抑止力を維持しながら沖縄の負担を早期に軽減していくという考え方で協議を進めている」とした。
02/08 11:00
在沖縄米軍海兵隊のグアム移転と普天間飛行場の移設を切り離して日米間での協議が進んでいることについて、藤村修官房長官は「方向性として沖縄の負担を軽減していくということで前進していけばいいという期待はある」と6日語った。
02/07 11:00
野田佳彦総理は米軍再編に伴う沖縄海兵隊のグアム移転と普天間飛行場の移設を切り離して日米間で協議をすすめていることについて6日の参議院予算委員会で「普天間飛行場の固定化に懸念があることは承知している」とし「そおいう事のないように政府として全力で協議を進める」と答弁した。
02/07 11:00
仙谷由人民主党政調会長代行は真部朗防衛省沖縄防衛局長の講話問題に関して、5日のNHK日曜討論で「与野党から、構造的、常態化という言葉が出てくるような雰囲気がある」と基地問題が争点になるような選挙では体質的な問題になっているとの指摘や違法行為があったのかどうか等を踏まえ「しっかりした調査をしなければならないので(真部局長への防衛省としての対応が遅れることについても)理解頂きたい」と与党の立場から理解を求めた。
02/06 11:00
防衛省は同省が作成した「在日米軍・海兵隊の意義および役割」と題したパンフレットの文面に対する沖縄県の質問に答える中で「米軍普天間飛行場は米海兵隊の陸上部隊を支援する航空部隊の拠点としての機能を有していること」「ほぼ本州に匹敵する広大な範囲に点在する南西諸島の全体をカバーする観点、種々の緊急事態に迅速に対応する初動対応部隊としての海兵隊の役割などを勘案すれば国内のほかの都道府県に駐留した場合、距離的近接性を活かした迅速な対処が確保できず、種々の事態への対処に遅れが生ずることが大きな問題点であると認識している」などをあげ「移設先は名護市辺野古にお願いせざるを得ないとの結論に至った」と辺野古でなければならない理由をあげ、理解を求めていた。
02/06 11:00
田中直紀防衛大臣は沖縄の駐留米軍基地跡地が元の土地所有者に返還された後、3年間の期間に限り給付金が支給される措置の「給付金開始起算日」について、現行の「返還日の翌日」からを「土地所有者に引き渡された日の翌日」からにすることを「最優先に必ず実現する」と2日開かれた衆議院予算委員会で遠山清彦議員(公明党)の質問に答えた。
02/03 11:00
米軍普天間飛行場の移設をめぐる問題で、沖縄県の政府に対する信頼回復へ「野田総理は1日も早く沖縄へ行って詫びるべき」と2日の衆議院予算委員会で石破茂元防衛大臣から求められた野田佳彦総理は「お詫びについては国会の場でも行ってきた。
02/03 11:00
防衛省は2日、衆議院予算委員会理事会に真部朗防衛省沖縄防衛局長が1月23日と24日に沖縄防衛局の職員らに対して行った講話の内容を提出した。
02/03 11:00
田中直紀防衛大臣は31日開かれた衆議院予算委員会で、沖縄に配備される予定のMV-22オスプレイについて、町村信孝元外務大臣から沖縄県民のためにも「オスプレイを実際に現地で飛行させる必要がある」との提案を受け「米国、沖縄県と協議のうえ、検討していきたい」と飛行実験に前向きに答えた。
02/01 11:00
町村信孝元外務大臣(自民党)は31日の衆議院予算委員会で米軍抑止力による日本の安全確保と米軍普天間飛行場の移設のため、政府に対する沖縄県の信頼回復と名護市辺野古への代替施設建設にむけた理解と協力を得るため「歴代3総理が沖縄に行ってお詫びすべき」とし「野田総理は毎週末に沖縄に行くくらいの熱意を示されたらどうか」と早期の沖縄訪問を求めた。
02/01 11:00
山口那津男公明党代表は30日開かれた参議院本会議での代表質問で「米軍普天間飛行場移設問題は最重要の外交課題」と位置づけ、政府の対応が「言行不一致も甚だしい」と質すとともに、総理は訪米前に沖縄を訪問し「誠実に(沖縄県民に)説明し、理解を求めてはいかがか」と提案した。
01/31 11:00
田中直紀防衛大臣は就任後初のバネッタ米国国防長官との電話会談で「2+2の共同発表をはじめとする日米合意を実現していくとの見解で一致した」とし、米軍普天間飛行場の移設問題についても「従来通り変わりない」とした。
01/30 11:00
野田佳彦総理は27日の参議院本会議で米軍普天間飛行場の移設問題について中曽根弘文元外務大臣(自民党)から質され「政権交代以来、様々な案を考えてきたが、結果的に日米合意の案になった」とし、名護市辺野古に代替施設を設け普天間飛行場を移設する日米合意は「少なくとも現状より沖縄の負担軽減につながるものと考える」とこれまでの政府方針を繰り返した。
01/30 11:00