沖縄訪問は具体的進展見通せるとき　総理の意向

　米軍普天間飛行場の移設をめぐる問題で、沖縄県の政府に対する信頼回復へ「野田総理は1日も早く沖縄へ行って詫びるべき」と2日の衆議院予算委員会で石破茂元防衛大臣から求められた野田佳彦総理は「お詫びについては国会の場でも行ってきた。現場に行ってお詫びするのが一番というご指摘は分かるけれども、具体的進展を図られるよう環境整備していく」とし、自ら沖縄訪問をする際には普天間飛行場の移設、名護市辺野古への代替施設建設に具体的な進展が見通せる状況が作られたときに行きたいとの意向を伺わせた。

　石破元防衛大臣は「環境整備の第一歩は総理が沖縄に行くところから始まる。行かなければ始まらない。1日も早く行くように」と強く求めた。(編集担当:福角忠夫)