NASAは、宇宙の質量の約95%を占めると言われているダークエネルギーやダークマターの謎を解明するとともに、太陽系外惑星の姿を捉えることを目的として、2020年代半ばを目標にナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡の開発に取り組んでいる。
05/09 11:41
インド北西部カッチ地区にある直径約1.8kmの円形のくぼ地は隕石クレーターの可能性があることから、長い間科学者の間で興味を引く存在となっていた。
05/08 09:22
中性子星は太陽質量の10~30倍の恒星が生涯の最後に大爆発した後に残る天体で、太陽と同程度の質量で半径10kmは程度しかない猛烈な高密度星だ(それよりも重い恒星は最後の大爆発の後に中性子星ではなくブラックホールが残る。
05/03 08:37
ブラックホールは、現在では銀河の中心に存在している超大質量ブラックホールを筆頭に、ビッグバン直後に無数に誕生したと考えられている素粒子サイズのマイクロブラックホールまで、様々なサイズのものが認識されている。
04/23 08:56
宇宙は目に見える物質と目に見えない存在でできている。目に見える物質の質量比率はたった5%で、残りの95%は目に見えない存在である。
04/20 17:00
連星を構成する星は通常、同時期に誕生するため年齢は同じだが、ヨーロッパ南天天文台(ESO)は4月11日、150万年もの年齢差がある連星系が存在することを発表した。
04/17 16:04
新星は超新星と名前は似ているが、現象的には全く異なる。活動的な恒星(太陽のような主系列星あるいはベテルギウスのような赤色巨星)から発せられるガスが、白色矮星(活動を終えた死んだ恒星)に吸い寄せられて蓄積され、高温化して限界点に達すると爆発を起こす現象を指す。
04/10 18:00
NASAは、アルテミス計画で今から約2年半後に再び人類を月面に送り込むことを宣言しているが、アポロ計画よりもさらに未来を見据えた構想がそこにはある。
03/26 16:20
光や電磁場と相互作用せず、光学望遠鏡や電波望遠鏡で観測できないにもかかわらず、銀河の運動の説明に必要不可欠とされるのが暗黒物質だ。
03/20 15:56
現在の宇宙は138億歳というのが定説だが、実はハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられた1990年以前には、宇宙年齢は100億歳から200億歳の間という大雑把な値でしか語られることはなかった。
03/16 17:48
従来、銀河全体の質量増加速度と、銀河中心にある超大質量ブラックホールの質量増加速度は、比例関係にあると考えられてきた。
03/13 18:08
プラネットナインとは太陽系第9惑星を指す言葉で、少なくとも2006年に冥王星が惑星から準惑星に格下げされて以降、用いられるようになった。
02/24 10:36
天体の地殻活動は、その内部に熱源がなければ起きない。地球クラスの天体内部に熱源があることは常識だが、月のような小さな天体は内部の熱がかなり早い段階で冷え、地殻活動のない死んだ星だと最近まで考えられてきた。
02/22 15:53
太陽系の地球外生命探索は、有力候補となる惑星や衛星に積極的に探査機を送り込み実施されているが、いまだに発見の報を聞かない。
02/10 09:52