スズキが移動型基地局実証に参画、新たな駐車場決済へ

2026年4月17日 19:22

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(写真:スズキ発表資料より)

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 スズキ株式会社は、移動型基地局の実証実験に参画した。多目的電動台車「MITRA」を活用し、駐車場の課題解決に向けた取り組みである。

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 実証は4月5日、福岡県直方市のイベント会場で実施された。駐車場入口での支払い渋滞の解消が目的である。

■実証内容


 スズキの「MITRA」に無線メッシュ通信機と電動昇降ポールを搭載した。これにより広域Wi-Fi環境を構築し、通信の不感地帯解消を図った。

 さらにエッジAIカメラを組み合わせ、車両管理の高度化を検証した。リアルタイム映像伝送による運用の可能性を確認した。

■背景と狙い


 イベント時の駐車場では、支払い待ちによる渋滞が課題となっていた。来場者体験の低下や地域交通への影響が指摘されていた。

 モビリティ技術の活用領域は拡大している。車両単体からインフラ機能への応用が進む中、今回の実証はその一例といえる。

■今後の展開


 スズキは今回の結果を踏まえ、MITRAの機能向上を図る。新たな活用モデルの構築に向けた検討も進める。同社は今後も協業を通じ、「生活に密着したインフラモビリティ」の実現を目指す。

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