11月の国内新車販売、ホンダN-BOXが前年同期比10.2%減ながら首位に

2025年12月7日 19:21

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記事提供元:エコノミックニュース

ホンダの四輪車販売を牽引する売上ナンバーワのホンダN-BOX 2025年暦年の累計販売台数では「N-BOX」の4年連続の首位が確実な状況

ホンダの四輪車販売を牽引する売上ナンバーワのホンダN-BOX 2025年暦年の累計販売台数では「N-BOX」の4年連続の首位が確実な状況[写真拡大]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の発表によると、11月の国内新車車名別販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同月比89.8%の1万6198台を売り上げ、2カ月ぶりに首位となった。

 2025年も残すところ1カ月弱、1~11月の累計台数のトップは、N-BOXで前年同期比2.9%減の18万5784台。2位のヤリス(同2.7%増の15万4931台)よりも3万台以上多い水準のため、1~12月暦年の累計販売台数では「N-BOX」が4年連続の首位確実な状況だ。先月トップに立ったダイハツの「ムーブ」は軽自動車3位に止まるも、好調を維持、1万台超を記録した。

 固有の車名別売上総合ランキングは以下のとおり。

■□■□ 2025年11月 車名別新車販売ランキング ■□■□

       (カッコ内は前年同期比)

01)ホンダN-BOX    16,198台( 89.8%)*

02)トヨタ・ヤリス   14,556台( 77.4%)

03)スズキ・スペーシア  12,904台( 89.2%)*

04)トヨタ・カローラ   10,997台( 67.9%)

05)ダイハツ・ムーヴ   10,951台(140.2%)*

06)トヨタ・ライズ   10,004台(188.2%)

07)トヨタ・シエンタ    9,703台(109.4%)

08)トヨタ・ルーミー    8,664台(191.3%)

09)日産ルークス     7,741台(141.0%)*

10)トヨタ・アルファード   7,238台( 81.6%)

11)ホンダ・フリード    7,132台( 90.3%)

12)トヨタ・ヴォクシー   6,875台(117.8%)

13)トヨタ・ノア     6,763台(113.1%)

14)スズキ・ハスラー    6,660台( 90.7%)*

15)三菱デリカミニ/ek   6,378台(132.0%)*

16)ホンダ・ヴェゼル    5,794台(119.3%)

17)スズキ・ワゴンR    5,361台(100.0%)*

18)ホンダ・ステップワゴン  5,082台(134.0%)

19)スズキ・ジムニー    4,969台(138.8%)*

20)トヨタ・クラウン    4,597台( 79.7%)

         *印は軽自動車

 驚くべきは登録車トップ10にトヨタ車が8車種名を連ねていること。ヤリス、カローラの日本車の定番から、シエンタ、ルーミーのコンパクトミニバン、ヴォクシー&ノアの中堅ミニバン、そしてアルファードと云った上級ミニバンまでがランクインする。そこに割って入ったのがホンダ・ステップワゴン、日産セレナの名が消えたのと入れ替わりで再登場か?

 総合2位は登録車トヨタ・ヤリスで22.6%減の1万4556台。モデルの種類・バリエーションが、GR、ヤリスクロスなど豊富な点が人気を集めている。3位はスズキの軽「スペーシア」で10.8%減の1万2904台だった。4位にトヨタのグローバルモデル「カローラ」、5位にダイハツの軽自動車「ムーヴ」がそれぞれ入った。(編集担当:吉田恒)

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