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名古屋・栄に新商業施設「HAERA(ハエラ)」開業へ 2026年初夏に
J.フロントリテイリングとグループ企業の大丸松坂屋百貨店、パルコ、J.フロント都市開発は、名古屋市栄地区で開発中の複合施設「ザ・ランドマーク名古屋栄」(中区錦)に、新商業施設「HAERA(ハエラ)」を2026年初夏に開業する。世界を代表するラグジュアリーブランドの旗艦店や、新たな食体験が可能なレストランなどを誘致する計画。
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ハエラはザ・ランドマーク名古屋栄の地下2階から地上4階を占め、延べ床面積約1万9,000平方メートル。名古屋市のシンボルになっている久屋大通や大津通に面した地の利を生かし、栄地区の顔となるラグジュアリーブランドの旗艦店や新しい文化を生むファッション、ライフスタイル提案型店舗、レストラン、スイーツ専門店などを集める。
施設名称のハエラは「栄(は)える」と「era(時代)」を組み合わせた造語で、名古屋市の中心市街地である栄地区の次の時代を切り開く起点になりたいとする思いを込めた。内装は各階で1つのスタイルを体現するギャラリーととらえ、幾何学的な椅子や素材の力を凝縮させた柱などでユニークな姿に仕上げる。
ザ・ランドマーク名古屋栄は、市営地下鉄東山線、名城線の栄駅に直結した鉄骨鉄筋コンクリート地下4階、地上41階建て、高さ212メートル、延べ約11万平方メートル。ハエラのほか、栄地区初のシネマコンプレックス、米ホテル大手・ヒルトン・ホテルが展開する客室数170の「コンラッド名古屋」、総賃貸面積約2万5,000平方メートルのオフィス、コワーキングスペースなどが入居する。
栄地区は名古屋市最大の繁華街として長く、東海地方の商業をけん引してきた。東海地方を地盤とする松坂屋が母体の1つになるJ.フロントリテイリングは、グループが一体になって新たなにぎわいを創出する商業施設に育てる考え。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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