トヨタ、スープラ RZを一部改良 "A90 Final Edition"も発表

2025年3月22日 15:43

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スープラ"A90 Final Edition"(写真:トヨタ自動車発表資料より)

スープラ"A90 Final Edition"(写真:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

 トヨタは21日、スープラ RZグレードを一部改良し、発売した。スープラの特別仕様車"A90 Final Edition"の抽選受付も開始。日本では150台限定発売となり、申込は4月21日まで、5月9日に当選発表が行われる。

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 スープラ RZグレードは一体感のある走りを向上させるべく、走行性能を強化した。サスペンションは前後のキャンパー角を新しく替え、フロントスタビライザーも強化。フロントにはホイールアーチフラップ、リヤにはダックテールタイプのカーボンスポイラーを追加するなど、空力の強化も意識している。

 ボディやシャシー剛性を向上させるため、リヤ床下ブレースの改良や、リヤサブフレームの強化ゴムマウントへの変更なども実施した。

 "A90 Final Edition"では、従来のスープラよりスポーティーなデザインや、野性味のある走りなどを目指している。シートベルトは赤色にし、インストルメントパネルに専用のカーボンオーナメントを使うなど、レーシングカーのようなインテリアが特徴だ。

 ワイルドな走りを極めるため、加速性能や冷却性能も向上。エンジンの最高出力は従来の285kW(387PS)から324kW(441PS)まで上がり、トルクも500N・m(51.0kgf/m)から571N・m(58.2kgf/m)までアップしている。サブラジエーターの追加や冷却ファンの強化などにより、レベルアップした冷却性能がスープラの走りをサポートする。

 希望小売価格はRZグレード一部改良モデルが800万円、"A90 Final Edition"が1,500万円。

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