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ROBOT PAYMENT、2Q目標を達成し通期予想を上方修正 顧客単価は過去最高値を更新、ARRは26億円超
ROBOT PAYMENT、2Q目標を達成し通期予想を上方修正 顧客単価は過去最高値を更新、ARRは26億円超[写真拡大]
目次
清久健也氏(以下、清久):代表取締役の清久です。それでは、2024年12月期第2四半期の決算説明会を始めます。どうぞよろしくお願いします。
本日は目次に沿ってご説明します。
2024年12月期 第2四半期業績
業績ハイライトです。2024年12月期の第2四半期の業績です。売上高並びに利益は、通期業績予想に対して順調に推移しています。
2024年第2四半期の累計実績は、スライド左に記載した数字となっています。通期業績予想に対する進捗率もスライド右端に記載のとおりです。
2024年12月期 通期業績予想の修正
足元の業績動向を踏まえ、2024年12月期通期業績予想を売上高・営業利益ともに上方修正します。修正後の予想は、売上高が27億円、営業利益が4億円、当期純利益が2億7,600万円となっています。
KPIハイライト
KPIハイライトです。顧客単価は過去最高を更新しています。ARRは26億円を超えてきました。
アカウント数は、もうすぐ1万アカウントに達します。リカーリング収益比率と解約率に関しては、スライドに記載の数字で推移しています。解約率は低く抑えられています。
私からのご説明は以上です。
売上高の四半期推移
久野聡太氏(以下、久野):取締役CFOの久野です。私から、業績の詳細並びにビジネスのハイライト等についてご説明します。
2024年12月期第2四半期の全社実績です。スライドのグラフは、売上高の四半期別推移です。リカーリング収益を濃いピンク色で示していますが、こちらが牽引し、売上高は前年同四半期比26.1パーセントの成長となりました。
営業利益の四半期推移
営業利益の四半期推移です。こちらも効率化重視の方針のもと、営業利益は順調に推移しており、第2四半期の営業利益は1億1,600万円となっています。
貸借対照表
貸借対照表です。前期末からの大きな変動等はありませんが、利益の創出によって、株主資本が引き続き着々と積み上がってきています。
自己資本比率について
自己資本比率は引き続き高く、68.6パーセントとなっており、問題なく推移していると考えています。
サブスクペイの売上高推移
事業別実績です。まずは、「サブスクペイ」についてです。
「サブスクペイ」の四半期別の売上高推移です。好調な新規受注・既存顧客のアクティビティの増加に伴う重量比の増加等に伴い、顧客単価が過去最高を更新しました。結果として、前年同四半期比27.8パーセントの増収となり、非常に好調な四半期でした。
サブスクペイの主要KPI推移❶
スライド左に記載のとおり、「サブスクペイ」の顧客単価は前年同期比でも増加し、過去最高を更新しています。
スライド右に記載のとおり、アカウント数についても、解約が低位に推移していることに加えて、しっかりと新規顧客を獲得できており、増加のトレンドを継続しています。
サブスクペイの主要KPI推移❷
決済取扱高・決済処理件数も、これまでのトレンドと同様、この四半期についても順調に推移しています。
請求管理ロボの売上高推移
「請求管理ロボ」についてです。四半期別の売上高です。顧客単価が引き続き向上していることに加えて、お客さまの数が増えています。それにより、スライドのグラフにピンク色で示したリカーリング収益を中心に、着々と売上高が増えています。
全体の売上高は、前年同四半期比25.7パーセントの増収となっています。
請求管理ロボの主要KPI推移❶
スライド左に記載のとおり、顧客単価は過去最高を更新しています。前年同期比では12パーセント程度の増加となっています。
また、新規顧客の獲得も順調に推移し、かつ、解約が「サブスクペイ」と同様に低位に抑えられたことにより、顧客数も前年同期比13パーセント以上の伸びを順調に示しています。
請求管理ロボの主要KPI推移❷
その他の主要KPIとして、請求金額・請求書発行枚数ともに、前年同期比で増加しています。
2024年事業方針の進捗
2024年の事業方針と第2四半期が終わった時点での進捗です。
第2四半期が終わった時点での「サブスクペイProfessional」の進捗は、マーケティングの成果があり新規受注が毎月順調に推移しています。
「サブスクペイProfessional」では、お客さまの数が増えてきたため、カスタマーサクセスの標準化を行っているところです。カスタマーサクセスの標準化では、既存のお客さまにしっかりとお使いいただき、顧客満足度を高め、解約を抑えるところが重要です。
インプリメントパートナーとの協業も順調に進捗しています。
「請求管理ロボ」ですが、単価やお客さまの数が順調に推移していることからも確認できるとおり、組織力・営業力の強化に引き続き取り組んでいるところが、重要なKPIにしっかりと跳ね返っています。
「1click後払い」ですが、パートナー連携を、現在拡大しているところです。さらなる拡販を目指し、ターゲティングもあらためて見直しています。システムの強化等も行っているところです。
第2四半期が終わった時点での新規サービスですが、お客さまの新たな決済・資金繰りニーズを当社が探ってくることにより、仮説検証等を実行し、その結果を踏まえたサービスの開発などを進めています。
新規サービスは当社のみで進めるのではなく、パートナー企業さまと手を組んで協業したい考えです。一緒にサービスを提供してもらえる企業さまを現在模索しており、いろいろな企業さまと水面下で交渉を行っています。また新規の決済周りでの取り組みによる受注も1件あることから、これを仕組み化してさらに横展開できるような構想も練っているところです。
M&Aについてです。M&Aについてはまだ適時開示を出していませんので、みなさまにご報告できる情報が現時点ではありません。一方で、ソーシング活動には継続して励んでいます。引き続き我々の中期経営計画と、その先の成長も見据えたM&Aの機会を、探求していきたいと思っています。
トピックス 全社
全社のトピックスです。従業員持株会を設立しました。すでに開示していますが、6月から拠出が始まっています。
従業員持株会は、会社と従業員それぞれに大きなメリットがあると感じていたため、この度設立しました。従業員に、しっかりと株主のみなさまと同じ目線で仕事に励んでもらいたいという思いとともに、経営目線でしっかりと会社のためにコミットしてもらいたいという思いがあります。
さらに従業員には、自社株を保有することでの当社に対しての帰属意識やモチベーションの向上、株価を意識して日々主体的に業務に取り組んでもらうことなどを、効果として期待しています。
まとめると、従業員持株会を通じて投資家のみなさまや我々のような経営陣と同じ視点で事業を捉えてもらうことで、株価を意識した主体的な行動の推進に全社で取り組むということです。
トピックス サブスクペイ
「サブスクペイ」のトピックスです。「BOXIL SaaS AWARD Summer 2024」の決済代行部門で、「Good Service」に5期連続で選出されました。
また、「カスタマイズ性No.1」も初受賞しています。我々の特徴の1つとして、単に決済を推し進めるだけではなく、お客さまごとにさまざまなカスタマイズを提供できるところが挙げられます。特に「サブスクペイProfessional」においての重要な機能に関する認知が進んでいることを示す、非常に良い受賞だったと考えています。
トピックス 請求まるなげロボ
「請求まるなげロボ」は、DMMグループの株式会社DMM Boostさまに導入していただきました。「LINE」がベースの販促マーケティングサービス「DMMチャットブースト」は、導入社数が5,000社を突破し取引先が非常に多岐にわたっています。
「DMMチャットブースト」は、お金周りの業務に当たる請求管理業務をすべて丸投げすることでバックオフィス業務をDX化・効率化したいというニーズのうち、特に未収金など債権管理周りに係る業務負荷をゼロにするところが評価され、ご導入いただいています。今後もサービスを推進していく上で、非常に良い事例になると考えています。
トピックス 請求管理ロボ・サブスクペイ
7月1日に発表した「請求管理ロボ」「サブスクペイ」のサービス価格の改定についてです。
開示して以降、投資家のみなさまより本当に多くのお問い合わせや反響をいただいています。7月にリリースをご確認くださったみなさま、誠にありがとうございました。
価格改定の背景として、まず、外部環境が大きく変わりました。コロナ禍をきっかけとしたリモートワークの定着、あるいは電子帳簿保存の完全義務化など、バックオフィスの働き方が大きく変化しました。
また、インボイス制度が施行されたことで、請求管理システムに求められるセキュリティ要件も日々高度化しています。
「サブスクペイ」においては、非常に厳しいセキュリティ基準が課されています。これは参入障壁にもなっていますが、セキュリティ基準は毎年さらに厳しくなっています。そのような中で、お客さまにより良いサービス提供を目的として価格改定を実施しました。
改定時期は2024年7月とし、対象のお客さまに順次適用していきます。価格改定の幅は、「サブスクペイ」においては、クレジットカード決済サービスが1,000円、バンクチェックサービスが500円、「請求管理ロボ」においては、月額固定のシステム利用料の20パーセントとなっています。
主な費用推移
費用についてご説明します。費用については、おおむね前四半期と同様に推移しました。広告宣伝費については、第1四半期は計画に対して未消化があり、第2四半期もやや未消化で終わりました。
しかしながら、費用対効果を重視し、ターゲティング可能な認知広告、デジタル広告を中心に取り組んだことにより、計画どおりの広告効果が得られた四半期でした。
給与手当についてです。第2四半期の4月1日に新卒10名が入社しました。第3四半期以降も、さらなる成長を見据えたハイクラス人材の中途採用が進んでいますので、その増加分などが乗ってきます。
開発費については、開発の生産性を重視し費用を抑制しつつ、引き続き機能開発の品質向上を進めています。直近ではCrowdStrikeさまや、KADOKAWAさまのセキュリティインシデント等があり、世間の注目を集めていると我々も認識しています。
我々には重大なセキュリティインシデントは起こっていませんが、このような外部環境を踏まえ、未然に防止するための施策を、第3四半期以降で検討しているところです。
職種別従業員数推移
職種別の従業員数の推移です。新卒採用もあり全体的に人数は増えています。人事方針に沿った最適な採用人数で、しっかりとビジネスを回していく方針です。
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本日のような決算情報をはじめ、月次の情報や、先ほどご紹介したDMM Boostさまのような採用リリースの情報なども、タイムリーにみなさまのお手元にお届けしています。どうぞよろしくお願いします。
清久健也氏からのご挨拶
清久:本日もご覧いただきありがとうございました。第2四半期が終わり、残りあと半分ありますので、引き続き収益向上に邁進します。
本日はありがとうございました。
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