梅田の「JPタワー大阪」、商業施設「KITTE大阪」の入居テナント77店先行発表

2024年2月2日 10:17

印刷

「サンクンガーデン」イメージ(日本郵政不動産発表資料より)

「サンクンガーデン」イメージ(日本郵政不動産発表資料より)[写真拡大]

  • 1階・北側エントランスイメージ
  • 3階・地域の銘品フロアイメージ

 日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産が大阪市北区の大阪中央郵便局跡地などで整備中の複合施設「JPタワー大阪」(北区梅田)で、低層階を占める商業施設「KITTE大阪」の入居テナント77店が先行発表された。施設は3月に完成し、7月のグランドオープンを予定している。

【こちらも】大阪中央郵便局跡地の高層ビル、名称は「JPタワー大阪」に 商業施設は「KITTE大阪」

 JPタワー大阪は、大阪中央郵便局跡地など約1万3,000平方メートルに整備中の地下3階、地上39階建て延べ約22万7,000平方メートル。高さ188メートルで、うめきた再開発やJR大阪駅地下ホームの誕生、なにわ筋線の整備など大きな変貌を遂げつつある梅田地区の新たなランドマークとなる。

 このうち、商業施設のKITTE大阪は地下1階から地上6階を占める。地下1階は「大人のたまり場ゾーン」とし、気軽にお酒を飲める横丁ゾーンの「うめよこ」や和洋中のレストラン、カフェなどを集める。JR大阪駅西口と直結する1階は、4層吹き抜けのアトリウムが広がり、四つ橋筋に面して西梅田の顔となる店舗を結集する。

 2階は「ええもんにっぽんめぐり」と題し、北海道から沖縄県までのアンテナショップが集結する。3階は暮らしにまつわる地域の銘品、4階は大阪の人気レストランや大阪初出店となる飲食店を入れる。5階は特別な日を彩る有名レストラン、6階は大人のアミューズメントフロアとなる。

 主な出店テナントはたこ焼きの「大阪玉出会津屋」、弁当・惣菜の「デリカキッチン」、チョコレートの「カカオティエゴカン」、北海道のアンテナショップ「うまいもの館」、手延べそうめんの「三輪山本」、串カツの「だるま」、日本料理の「加賀屋」、ステーキハウスの「ベンジャミン」など。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事