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大和リースの新商業施設「BiVi新さっぽろ」、11月30日開業 約40店が出店へ
札幌市のJR新札幌駅、市営地下鉄新さっぽろ駅周辺で、大和ハウスグループの大和リースが進めてきた新商業施設「BiVi(ビビ)新さっぽろ」(厚別区厚別中央1条)が、11月30日に開業する。生協の「コープさっぽろ」など約40店が出店し、地域の核となる商業施設を目指す。
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BiVi新さっぽろは、鉄骨一部鉄筋コンクリート地下2階、地上4階建て延べ約2万平方メートル。冬は雪に閉ざされる北海道で1年中、緑を楽しめる室内公園の「BiVi PARK」を取り囲む格好で整備された。売り場面積は約7,300平方メートルで、駐車場約700台分、駐輪場650台分以上が確保される。
出店するのは、1階にコープさっぽろのほか、ドラッグストアの「サンドラッグ」、弁当・惣菜の「サザエ」など。2階にカフェの「宮田屋珈琲」、焼鳥の「ちきんくれすと」、寿司の「舎利バル」、洋菓子の「ウメヤ」、和菓子カフェの「桑田屋」などとなる。
3階は100円ショップの「キャンドゥ」、メガネの「オンデーズ」、コスメ・雑貨の「ロフト」、北海道初となる韓国ショップの「パンチャパンチャ」など。4階は英会話の「イーオン」、ネイル・まつげエクステの「アイセンス」などが登場する。
新札幌駅周辺は札幌市の長期総合計画で副都心と位置づけられ、JR、地下鉄、路線バスの交通結節点が整備されている。JR新札幌駅南側と北側の余剰地が「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」として、再開発中だ。
南側のG街区には、札幌学院大学のキャンパスなど、北側のI街区には4棟の医療棟、客室約170のホテル、総戸数約220のタワーマンションなどが整備された。BiVi新さっぽろはI街区に位置し、駅周辺のにぎわいを増す施設を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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