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日産、デイズをマイナーチェンジ 安全性を向上 年内発売へ
日産自動車は9月29日、軽自動車「デイズ」のマイナーチェンジを行うと発表した。発売は年内を予定しており、ノーマルグレードのS、XとエアログレードのハイウェイスターXおよびハイウェイスターG ターボを用意。なおハイウェイスターには特別仕様車となるプロパイロットエディションも設定される。価格は143万7,700円~208万0,100円(消費税込)。
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■安全性を向上
今回のマイナーチェンジでは、車両標準装備としては軽自動車では初めて、「後側方車両検知警報(BSW)」と「後退時車両検知警報(RCTA)」を追加し、「360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を実現。
従来は、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、プロパイロット、インテリジェント LI、踏み間違い衝突防止アシストといった、前方および後方の運転支援機能で構成。ここにBSWとRCTAを標準設定とした(ハイウェイスターX プロパイロットエディションとハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディションのみ)。
BSWは、車線変更時などに、隣車線に車両がいると検知し、警報とドアミラーの表示灯が点滅することで注意喚起を促す。RCTAは、後退中に見通しの悪い陰などから現れる車両を検知し、警告音で注意喚起を行う。
インテリジェント エマージェンシーブレーキには、新たな検知対象として前走中または横断中の自転車に乗る人も追加。日産で同クラスのサクラにも360度セーフティアシストが装備されており、今回のマイナーチェンジでデイズもこれに追いつく形となった。
■デザインも進化
エクステリアデザインも運転支援システムとともに進化を遂げており、今回は主にフロントフェイスに大きな変更が加えられた。
ラジエーターグリルを一新することで、新たなVモーションのデジタル・Vモーションを採用。ハイウェイスターはフロントバンパーも大きく変更することで重厚感を出すとともに、セレナでも採用されているデザイン性を取り入れている。
リヤバンパーに関しても水平基調でよりワイドになっており、パッケージ全体としてどっしり構えるような佇まいとなった。XとSグレードはモダンで親しみやすいデザインとしているため、デジタル・Vモーションとヘッドランプ、フロントグリルを一体化させている。
ボディカラーもハイウェイスターシリーズには、日産として初採用のシルキーライラックを含む6色の新色を設定した。
インテリアに関しては、使い勝手の向上を図るために助手席側インストルメントパネルに設定されているトレーの形状をより深くすることで、ものが落ちにくい構造となっている。またカード置き場の追加や、カップホルダーにフラップを追加するなどの小変更を加えている。さらにステアリングヒーターも設定した。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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