目黒駅直結の「アトレ目黒1」、リニューアル完了し6月グランドオープンへ

2023年5月16日 15:59

印刷

アトレ目黒1の外観(アトレ発表資料より)

アトレ目黒1の外観(アトレ発表資料より)[写真拡大]

  • 屋上庭園
  • フロア図

 JR東日本グループのアトレは、東京・目黒駅直結の商業施設「アトレ目黒1」(東京都品川区上大崎)で大規模リニューアルを進めてきたが、6月14日に新たに11店を登場させてグランドオープンする。ミュージアムホテルの「雅叙園東京」にある洋菓子の「栞杏1928」、果物の「日本橋千疋屋総本店」などがお目見えする。

【こちらも】東武・竹ノ塚駅高架下にアーケード商店街、2024年度上期に登場へ

 アトレ目黒1は、JR山手線や東急目黒線などが乗り入れる目黒駅と直結した、地下1階、地上5階建て。地上2階建てのアトレ目黒2とともに、ショッピングセンター「アトレ目黒」を構成する。売り場面積はアトレ目黒全体で約6,000平方メートル。物販、飲食など61のテナントが営業している。

 新たに登場する11店のうち、栞杏はホテル外への出店が初めて。美術品からヒントを得て作り出した数々のスイーツを販売する。江戸時代創業の老舗である千疋屋は果物が主役のデザートや洋菓子で勝負する。

 このほか、新たに出店する主な店舗は洋菓子の「パティスリーモンシェール」、和菓子の「廣尾瓢月堂」、レディスファッションの「PLATINE」、コーヒー豆・輸入食品の「カルディコーヒーファーム」など。長く閉鎖していた屋上庭園も装いを新たにして再オープンする。買い物の間の休憩場所などに活用できるよう、生絞りオレンジジュースマシンを設置する。

 アトレ目黒1は1967年建設。当初は目黒ステーションビルの名称だったが、ヒルトップガーデン目黒、アトレ目黒1などと名前を変えながら、近隣の住民や目黒駅利用者の暮らしを支えてきた。「上質な毎日の提供」をコンセプトに大規模リニューアルを展開し、2022年は1階と4階にカフェの「カフェ・ド・銀座みゆき館」など3店が登場した。今回のリニューアルは1、3階で実施した。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事