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草加市・獨協大学前の新商業施設「トーブイコート」、3月30日オープンへ
東武鉄道は3月30日、埼玉県草加市の獨協大学前エリアに新商業施設の「TOBU icourt/トーブ イコート」(草加市松原)をオープンする。隣接する草加松原団地など地域住民の日々の暮らしを満たす商業施設を目指し、スーパーの「ヤオコー」が3月23日に先行オープンするのをはじめ、全24店が順次開業する。
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建設場所は東武スカイツリーラインの獨協大学前駅近くの草加松原団地近隣型商業施設街区内約1万2,000平方メートル。建物は鉄骨2階建て延べ約9,200平方メートルで、東武鉄道が土地を所有する都市再生機構から賃借事業者に選ばれ、計画を推進してきた。近接した公園に向けて開けたテラスを設け、多世代がコミュニティを形成できる場所を目指している。
出店する店舗はヤオコーのほか、100円ショップの「ダイソー」、グロサリーの「OLTUS」、メガネの「Zoff」、韓国食品の「SKADI+」、ファストフードの「バーガーキング」、自転車の「ル・サイク」、カフェの「タリーズコーヒー」、定食の「大戸屋」など。
小児科の「キャップスクリニック」、眼科の「草加フォレスト眼科」、歯科の「獨協大学前シティデンタルクリニック」、調剤の「クオール薬局」なども入居し、モールエリアの2階を医療モール化する。
施設の屋根には1,000枚近い太陽光パネルを設置した。施設内で使用する電力の約15%をまかなう計画。
草加松原団地は旧日本住宅公団が高度経済成長期に造成したもので、全住戸約6,000戸。完成当時は東洋一のマンモス団地だったが、施設の老朽化で建て替え工事が進み、賃貸マンションや分譲マンションに生まれ変わろうとしている。団地内の商店街では、住民の高齢化が進んで閉店する店舗が増え、新しい商業施設の整備が求められていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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