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三菱自、「パジェロミニ」復活の噂しきり 軽四駆「デリカミニ」受注好調で
デリカの名前とコンセプトを継承した軽ハイト系ワゴン三菱の新型「デリカミニ」受注好調で、かつてパジェロからデリカが生まれたように、今度はデリカミニからパジェロミニが発生か?[写真拡大]
三菱自動車は、2023年5月に発売予定の新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の予約注文の受付開始してひと月ほど経った。新型「デリカミニ」の純正用品装着車やカスタムカーは年初に開催された「東京オートサロン2023」に参考出品し、好評を博した。同車の希望価格は約180万円~約225万円(消費税込)だ。
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新型『デリカミニ』は「Reliable & Active Super Height Wagon」──頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン──をコンセプトとしクロカン風ミニバン「デリカ」シリーズに新しくラインアップする軽自動車のミニバン系モデルだ。
デリカらしい力強いデザインと大径タイヤ(15インチ)によるSUVらしいスタイリングに、アウトドアから日常使いまで、便利で快適なハイトワゴンらしい広々とした室内空間と、運転をサポートする走行性能や万全の安全システムを装備し、ユーザーの行動範囲を拡げ、家族や仲間と楽しく過ごす時間やレジャーシーンを提供するとしている。
三菱自は「2022年度第3四半期決算」発表で、新型デリカミニの予約注文が、1月末日時点で約4000台に達したことを明らかにした。1月13日に予約注文を開始してからおよそ半月での達成となり、新型デリカミニ受注が好調な滑り出しを見せている。
グレード構成は、ベーシックとプレミアムの2種類。パワートレーンはターボとNAが用意され、駆動方式はFFとAWDを揃える。予定価格帯は約180万円~約225万円で、正式発表は4月6日、5月25日から発売が開始となる。デリカの名前を附すだけに、ライバル車にはない本格的な悪路走破性への期待も高い。
ところで、三菱にはかつて同じ“ミニ”の名前を冠した「パジェロミニ」という軽クロカン四駆があった。そんなパジェロミニが、デリカミニの登場により再登場の噂が再燃している。1994年に登場したパジェロミニは、当時大人気だった本格四駆「パジェロ」のデザインや悪路走破性を踏襲したモデルとして人気を博した。2013年で生産が終了。以後復活を望む声や噂は多く聞かれるも、次期型は存在せず公式の発表もない。
ところが近頃、デリカの名前とコンセプトを継承した新型「デリカミニ」が発表されたことなどもあり、次期型「パジェロミニ」が登場するのではないかとSNSや一部メディアで話題となっている。もしも発売されればスズキ「ジムニー」ほど本格派ではない軽快なアウトドアテイストを持った軽自動車として人気を博す可能性を秘めている?(編集担当:吉田恒)
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