イオンモールがアリオ仙台泉跡地を取得、駅前商業施設として再整備へ

2026年3月17日 18:51

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 イオンモールは、仙台市の市営地下鉄泉中央駅前にあるショッピングセンター「アリオ仙台泉」(仙台市泉区泉中央)跡地の売買契約を、住友商事と結んだ。具体的な活用方法は明らかにしていないが、魅力的な施設づくりで仙台市のまちづくりに貢献したいとしており、駅前商業施設としての活用を視野に入れているとみられる。

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 売買契約の対象は、約1万2,500平方メートルの土地の所有権約3,600平方メートル分、借地権および地上権約8,900平方メートル分と、地下1階、地上5階建て延べ約5万4,000平方メートルの施設の所有権。取得額は明らかにしていない。

 この場所には1992年、市営地下鉄南北線の延伸開業に伴い、総合スーパーのイトーヨーカドー泉中央店がオープンした。しかし売り上げが1996年度をピークに減少に入ったため、イトーヨーカドーを核店舗に残したまま大規模改装して業態をアリオに転換、2013年にアリオ仙台泉として再オープンした。

 約2万平方メートルの売り場面積にイトーヨーカドーなど約50店が出店、泉中央駅前の中心商業施設として市民に親しまれ、2018~2019年度には業績が回復していたが、コロナ禍になると一部店舗が休業に追い込まれるなどして再び業績が悪化する。イトーヨーカ堂が経営合理化で店舗を首都圏に集約する方針を打ち出したことから、2024年で閉店した。

 仙台市と土地建物所有者の住友商事は商業機能の維持やにぎわい創出のため、施設を取り壊さずに再活用することにし、活用案を検討していた。イオンモールは「泉中央駅前の交通拠点性を生かし、魅力的な施設づくりを通して地域の皆さまとともに仙台市のまちづくりに貢献したい」としている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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