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テスラ、物理的な対応が必要なリコールを米国で届け出
headless 曰く、 Tesla が珍しく、物理的な対応が必要なリコールを米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) に報告している(リコール報告書: PDF、The Verge の記事、Electrek の記事)。
Tesla のリコールは他社と比べて OTA によるソフトウェア修正だけで済むものが多く、イーロン・マスク氏は他社のリコールと同列視されることに不満の意を表明している。
今回のリコール対象は Tesla Model 3 で、特定のサービスを受けた車両 24,064 台に限られる。Model 3 では特定のコンポーネントに対するサービスを行う際、同じボルトで取り付けられている後部左座席のシートベルトバックルと後部中央座席のシートベルトアンカーを外す必要があるという。しかし、組み立てなおす際に規定通りボルトが締め付けられておらず、事故の際にシートベルトが適切に機能せずに負傷リスクが高まっているとのこと。
Tesla は正しく組み立てなおされるようにサービス手順を見直しており、リコールではボルトの締め付けを確認して問題があれば規定に従った締め付けを行う。既に有償修理を行った顧客に対しては返金処理を行うとのことだ。
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