松屋銀座、アフターコロナ見据えて化粧品や冷凍食品売り場リニューアルへ

2022年7月21日 07:32

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ギンザフローズングルメのイメージ(画像: 松屋発表資料より)

ギンザフローズングルメのイメージ(画像: 松屋発表資料より)[写真拡大]

 松屋銀座(東京都中央区銀座)は地下2階の冷凍食品売り場、1階の化粧品売り場、7階のライフスタイル売り場をリニューアルし、8月5日から順次オープンする。本格的なアフターコロナ時代を見据え、コロナ禍で需要が大きかった分野を充実させるのが狙いで、大きく変化しつつあるライフスタイルや価値観に対応した店舗とする。

 冷凍食品売り場は松屋直営の冷凍食品常設売り場「GINZA FROZEN GOURMET(ギンザフローズングルメ)」を新設。約50ブランド、350種の惣菜、パン・ピザ類、麺、米飯、菓子、アイスクリームなどを販売する。テイクアウトや中食への意識の高まりに応え、高品質で本格的なお店の味にこだわった商品を集める。

 洋食の「銀座みかわや」など銀座で営業する名店4店発の冷凍食品を集めたコーナーの「銀ぶらグルメ」も登場する。

 化粧品売り場は1階の婦人雑貨売り場を3階に移すことで売り場を約2割広げる。カラーメイクでは「アールエムケー」など3ブランドが新たに出店するほか、香りに対するニーズが高まっているのを受け、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」など3ブランドを迎える。

 ライフスタイル売り場はイエナカ需要で好調な家具を強化する。スタイリングのヒントからカラーコーディネート、照明の使い方など暮らしのアイデアが詰まった場所に切り替え、リアル店舗の価値向上を目指す。

 さらに、大切な人への特別なギフトや会うときに渡すプチギフトの需要が高まっていることを受け、ギフト売り場の充実を図り、ギフトアドバイザーによるコンサルティング、仏事関連相談などを展開する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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