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セールスフォース、CMOコミュニティ「The CMO Club」の日本支部発足
セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区)は7日、CMO(Chief Marketing Officer、最高マーケティング責任者)やマーケティング部門責任者が集うグローバルなコミュニティ「The CMO Club」の日本支部を発足したと発表した。米国セールスフォースが2020年3月に同クラブを傘下に収めており、日本でも最新のマーケティングトレンドを共有する機会をつくる。
The CMO Clubは2008年発足。世界30都市以上に活動拠点を持ち、会員数は1400人以上を擁する。B2Cだけでなく、B2Bも含めた主要グローバルブランドのCMOが多く参加しているコミュニティだ。
日本支部では年3回の意見交換会を東京で実施。第1回の会合は8月23日を予定している。会員は、世界30都市以上で開催されるオンラインとオフラインの意見交換会にも参加できる。
The CMO Clubのジョン・スアレツ代表は「成長するための最高水準のプログラムとリソースを提供することで、マーケティングリーダーの最大の課題解決を支援することに全力を注ぐ」とコメントしている。
新型コロナウイルス拡大の影響で、世界的に在宅勤務が増え、モバイル決済や非接触配送、オンラインショッピングの利用増など消費者の購買行動が急速に変化した。企業は消費者を「デジタルファーストカスタマー」と捉えるようになり、企業と消費者の結びつき方も変容している。
マーケティング担当者やCMOは、変化する消費者のニーズやトレンドをつかみ、経営戦略やマーケティング戦略に素早く落とし込んでいく必要が生じている。セールスフォース・ジャパンは、The CMO Clubでその支援をしたい考えだ。グローバルな最新情報や、調査内容の共有も行う。
同社は日本支部発足を記念して、年次イベント「Connections to You 2022」の開催時、日本支部に参加するCMOを数名招待。パネルセッションなどを行う予定だ。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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