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新宿駅東南口の商業施設「フラッグス」、開業以来初の大規模リニューアルへ
フラッグスのエントランスリニューアルイメージ(小田急SCディベロップメント発表資料より)[写真拡大]
小田急SCディベロップメントは、新宿駅東南口で営業している商業施設「フラッグス(Flags)」(東京都新宿区新宿)で、開業以来初のとなる大規模リニューアルを実施する。グランドオープンは2022年冬の予定。新宿駅周辺は大規模再開発が相次いで進行しており、街の様子が一変しそうなだけに、新しい新宿にふさわしい姿になって再登場する。
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フラッグスは鉄骨鉄筋コンクリート地下3階、地上10階建て延べ約1万4,000平方メートル。ファッション関係を中心とした商業施設として1998年に開業した。大規模リニューアルでは2~5階の店舗構成を一新し、秋に「ユニクロ」が先行オープンしたあと、冬に2店舗が新登場する。さらに、セレクトショップの「SHIPS」、キャップ、アパレルの「ニューエラ」など既存4店が冬にリニューアルする。
2階エントランス横のポップアップスペースは、グランドオープンに合わせて刷新し、フラッグスらしい店舗展開をする計画。リニューアル工事の期間中も「タワーレコード」、「ジーユー」、「新宿Flags BBQ&ビアガーデンbyデジキュー」など7店舗は営業を続ける。
新宿駅周辺では、既存の小田急百貨店新宿店や新宿ミロードなどを高さ260メートルの超高層ビルに建て替える西口再開発事業が、2029年の完成を目指して進んでいるほか、西南口の京王百貨店建て替えと甲州街道を挟んだ向かいの複合施設建設計画が明らかになるなど、再開発計画が相次いでいる。
JR東日本の線路上はデッキで東西が接続され、南北広場が設けられる。このほか、東口と西口で複数の再開発計画がうわさされ、1日約350万人が乗降する巨大ターミナル周辺は今後、大きな変化を遂げる見通し。フラッグスのリニューアルは新しい新宿の街にマッチするより魅力的な商業施設を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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